二の丑に食べると粋な逸品

7月31日放送のフジテレビ『ノンストップ』
「愛すべき!うなぎのモノがたり」のコーナーで『高嶋家』五代目・鴛尾明さんがVTR出演されました。

五代目が紹介するのは「二の丑に食べると粋な逸品」

〈うざく〉と〈肝焼き〉

鰻専門店の定番サイドメニューは、うなぎを余すところなく使おうとするものが多い。
うなぎの資源問題がクローズアップされている今、是非とも見直してほしい逸品の数々である。
さらに老舗店から「粋ですよ。」と言われれば、尚更嬉しいというものだ。

粋を求めて日本橋へ

二の丑も過ぎて土用も明けてしまったが、粋を求めて日本橋へやって来た。
暦の上では秋となっているが、この日の東京は真夏の太陽が輝いている。
最寄りの小伝馬町駅から僅か5分の道のりで玉のような汗が滴り落ちる。
うなぎ日和である。

暖簾をくぐり、店内へ入ると粋な設えがそこかしこにある。

外は今季一番の暑さ、まずカラカラの喉を生ビールで潤すことにする。
高嶋家で提供する生ビールは〈サッポロ・白穂乃花〉
厳選されたお店でしか飲めない特別なビールである。

さあ、粋な逸品の〈うざく〉登場。

〈うざく〉は、ざっくりと言えば、鰻と胡瓜の酢の物なのだが、なかなか奥が深い。
鰻や胡瓜の切り方や和え酢が店によって千差万別であり、独自の味を出している。

高嶋家では、酢の物定番である胡瓜とわかめに蒲焼をあしらっているとてもシンプルな〈うざく〉。
140年の歴史を刻んだタレが和え酢に交わり得も言われぬ円やかさを演出している。
そこがまた粋なのである。

引き継ぐ形

粋といえば、品書きの名称も老舗の粋のひとつではないだろうか。
高嶋家では、うな重を〈鰻重箱〉と表記している。

やはり〆には〈鰻重箱〉をお願いする。

5代目が微笑みながら
AFFLUENT に載せてもらったんですよ。」と掲載された雑誌を持って来てくれた。
〈鰻重箱〉が出来上がるまでの時間を退屈させないためのさり気ない心遣いだ。

読ませていただいて
「ロングセラー商品はユーザーにわからないマイナーチェンジをし続けている」
ということを思い出した。高嶋家も5代目の誠実さと柔軟さが少しずつ化学融合を起こしているのだろう。

〈鰻重箱・梅〉と〈赤だし〉

備長炭で丁寧に焼き、創業以来引き継いだタレを纏った蒲焼は、高嶋家の誠実さが出ている逸品である。

粋と内に秘めた歌舞く心。
人形町駅へ行く途中にある江戸三座のひとつ市村座の跡地を通って帰るとしよう。

 

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