うなぎをガッツリと食べたい衝動に駆られている。
東京・葛飾の四ツ木斎場近くの『いし川』さんの〈うな重・特上〉は蒲焼が2尾のっていて、しかもお値段3,300円という情報があり、以前から気になっていたのでお邪魔することにした。

最寄り駅は、京成本線・お花茶屋駅。

お花茶屋の地名の由来は、Wikipediaによると

江戸時代、江戸幕府八代将軍の徳川吉宗が鷹狩りに興じていた際に、腹痛を起こした。その時、名をお花という茶屋の娘の看病により快気したとの言い伝えがある。この出来事により、現在の地名を賜ったとされている。

江戸の昔より人情に熱い土地柄だったようである。

改札を出て、左前方の階段を下りる。
線路沿いを青砥方面へ少し歩くと曳舟川親水公園へ出る。
左へ曲がり、公園沿いを北に進み信号を右へ曲って50mほど進むと左手に『いし川』さんの看板が見えてくる。

玄関の前に立つと暖簾の下に貼り紙がある。

「天ぷら類とうなぎ特上は、お受けできません」とある。

特上を目当てにやって来たので、少しがっかり。
気を取り直して、暖簾をくぐる。

入店した12時40分では、4人掛けテーブルが4つと小上がり座敷に4人掛けの座卓が2つのうち入口側のテーブル席がひとつだけ空いているという盛況ぶりだった。
平日の昼間でこれだけ混んでいるのは、地元の人気店だと実感する。

通常、うな重の値段の違いはうなぎの量の違いである。
特上の次に値段のはる〈うな重 梅〉をお願いする。

20分ほど待って〈うな重 梅〉とご対面。

お重の中には、やや大振りの鰻様が1尾と1/4いらっしゃる。
これで2,580円はお値打ち以外の何ものでもない。

甘からず辛からず丁度良い塩梅のサラッとしたタレをまとった鰻様はうなぎの味が感じられる。
よく蒸されているので、とろける食感がまた良い。

良い品質の鰻を安価で提供できるのは、問屋さんとの信頼関係があり、繁盛している何よりの証だと思う。

お勘定の際に
「10月に入れば、特上は復活しますか?」と女将さんに尋ねると
「今月中には」という返答だった。

次回は特上を頼んで、下町うなぎをさらにガッツリといただこうと思う。

 

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