母の実家の菩提寺が葛飾区水元にある。
子どもの頃から墓参りの後は、都県境の葛三橋を渡った大場川沿いにある川魚店で鰻を食べる。
母方の祖母の祥月命日が近いので墓参りにやって来たが、いつもの店は店内改装中で長期の休みに入っている。
残念だが、うなぎ探検の日としよう。

確か水元公園入口付近に老夫婦でなさっている店があったことを思い出し、行ってみるが営業している気配がない。
後継者がおらずに閉店してしまったのだろうか?

岩槻街道へ戻り、車を走らせていると「水元そよかぜ園前」交差点で信号待ち。
ふと左手を見ると「焼鳥 うなぎ 活魚」の看板が目に入る。

金町から水元へ続く岩槻街道は、何度も通っているが今まで全く目に入らなかった。
これは、うなぎの神様のお導きと車を停めてお邪魔することにした。

昼時とあって、店内は地元の方と思しき人で賑わっている。

カウンター席にテーブル席がひとつ。
後は、20人規模の宴会が開けるであろう広さの入れ込み座敷である。

カウンターの上には手書きのおすすめメニューが貼ってある。
レジの上に視線を移動すると黒板に「本日のランチ」

千円前後のランチメニューの次にはうな重もしっかりと書かれている。

うな重の並と上の違いを伺うと、並は3/4尾で上は1尾のっているそうだ。
値段を聞き忘れたが、さらにサイズ、ボリュームアップした特上もあるとのことだ。

今回は3/4尾の〈うな重〉をお願いする。

次から次へと配膳されるランチ定食を見るとボリューム満点でそそられてしまう。
特に〈おさしみ定食〉は、見るからに新鮮なおさしみが山盛りで、インスタ映えしそうである。
地元の方に愛される理由がわかるというものだ。

さて、私のうなぎ様はというと蒸し器の中にいらっしゃるようだ。
そして、本焼きされて〈うな重〉とご対面。

3/4尾といえども見てわかるようにお重にぴったりなので、量的には申し分ない。
むしろ、ランチにはちょうど良い量といえる。

白入れをしっかりとしており、うなぎの滋味を閉じ込めて、甘さと辛さのバランスの取れたタレをまとったうなぎ様は、箸袋の【鰻】の文字が伊達でないことを物語る。

ランチには、コーヒーのサービスも嬉しい。

活魚メニューや酒の肴類も充実しているので、呑んだ後の〆にも持って来いの〈うな重〉だと感じた。
地元に愛される大衆割烹の奥深さを感じて、ご馳走様!

 

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