2018年5月25日
名古屋でも江戸の風情を残すといわれている四間道
その一角に鰻専門店がオープンした。
その名は『うなぎ家 しば福や』

店主の柴田 哲滝(しばた さとる)さんは、宮崎で養鰻業を営んでいるご実家で育ち、名古屋一の名店と謳われる『炭焼 うな富士』で15年以上も修業をされた方である。
鰻の血が流れていそうな柴田さんが、正に“鰻を持して”オープンさせたのが『うなぎ家 しば福や』である。屋号の枕詞・うなぎ家(うなぎか)には、そんな思いも込められているのだろう。

店の1階は、テーブル席とカウンター席

カウンター席の窓からは、柴田さん自ら鰻を焼く姿も見ることが出来る鰻好きにはたまらない設えだ。

2階には、座敷とテーブル席があり、テーブル席には管理人が開店祝いに贈った己書が飾ってある。

メニューを拝見。

職人の技が光る逸品が並んでる。
柴田さんが宮崎出身なので〈宮崎地鶏〉のメニューがある。

「どんぶりひとつで“ひつまぶし”と“うなぎ丼”の良いとこどり」という〈まぶしば丼〉と「まぶした白焼きを特製のスタミナだれで豪快に!」とある〈スタミナまぶし〉をお願いする。
鰻が焼き上がるまでのおともに〈肝わさび〉も頼むとしよう。

肝わさび

臭みが全くなく、プリップリの肝は、素材の新鮮さがわかる。
醤油仕立ての山葵ソースがベストマッチ。

まぶしば丼

鰻の切り方が手前と奥で異なっている。
手前の2切れは大きく、奥は細かく。

大きめのは豪快に、小さいカットは薬味やお出汁で食べやすく。
小食の方がうなぎ丼もひつまぶしも両方楽しめる ひとつのどんぶりで心憎い演出である。

スタミナまぶし

外はカリカリに焼かれた白焼きの上には、ブラックペッパーと白髪ねぎ。
和と洋の良さがハーモニーを奏でる。

青葱、山葵でさっぱりとお出汁をかけると白焼きがふっくらさが増す。

ガーリック風味のスタミナだれは、鰻の味を殺してしまうのでは?という懸念は杞憂に終わる。
スタミナだれでいただく白焼きは、鰻を知り尽くし、焼きを極めた柴田さんならではの唯一無二の逸品だと痛感した。


図らずも頼んだ食事二品は、柴田さんがお客様にいろいろな形で鰻を楽しんでほしいという長年温めていたメニューだと感じた。
奇をてらわずお客様をウナらせる。新店にして新店にあらず。
『うなぎ家 しば福や』の前途はうなぎ昇りと言って過言ではないだろう!

 

 

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