2020年12月10日
『ミシュランガイド東京2021』が発売になりました。
今回、うなぎのカテゴリーで掲載されたお店は計5店舗です。
ビブグルマン
ビブグルマンに掲載されたお店は3店舗。
杉並区『小満津』
かつて小満津は東京・京橋にあり、2代目は名人と謳われていたそうです。
食通で知られる文豪・文化人の作品登場するのが、その証です。
1979年に小満津は、現店主・3代目により杉並区東高円寺に復活します。
白入れ、蒸し、本焼きと妥協を許さない、その姿勢は名人のDNAと研鑽の賜物だと思います。
文京区『はし本』
天保六年(1835年)創業
180年の間、同じ場所で同じ味を守り続ける老舗。
注文を受けてから丁寧に調理されるうなぎは、外は少しパリッと中はふわっとした食感でしっかりとした歯ごたえも楽しめます。
甘みを抑えたすっきりとしたタレをまとったうなぎは思わず「美味い。」とうなります。
文京区『わたべ』
とろけるうなぎといえば『わたべ』とうなぎ通の間で評価が高い。
しかも、タレのまとわせ方の絶妙でうなぎの味をしっかり感じさせます。
伝統の技法だけでなく、フォアグラのテリーヌと鰻の蒲焼きを合わせるなど斬新でセンス溢れるお料理が楽しめるのも魅力です。
一つ星
一つ星に掲載されたお店は2店舗です。
文京区『石ばし』
明治43年(1910年)
江戸川(現在の神田川)中之橋の袂で創業。
東京大空襲で被災して、戦後、現在の地に移ったそうです。
辛めのタレを纏ったうなぎは、蒸し加減、焼き加減が絶妙です。
落ち着いたお座敷と群を抜くホスピタリティが特徴です。
港区『野田岩』
寛政年間の創業といわれるのでおおよそ220年の歴史を誇ります。
そして、何と言っても野田岩の顔といえば、うなぎ界のレジェンド、五代目・金本兼次郎さんです。
余分な脂をしっかりと落としたうなぎは、さっぱりとしたお味です。
野田岩で是非とも召し上がっていただきたいのは〈志ら焼〉。
ふっくら皮パリ絶品です。
ミシュランガイド東京2021にうなぎで掲載されたお店のご紹介でした。
ミシュランガイド東京2020よりも2店舗減ってしまったのが残念です。
2022年版には今回よりも多くのお店が掲載されることを希望しています。
うなぎ大好きチャンネル