2006年8月1日に「ぬりや泉町店」は営業を再開しました。
新聞によりますと

 -ぬりや泉町店:3月に火事で全焼、営業再開励ましに応えうなぎ焼く–水戸/茨城-

今年3月に火事で全焼した水戸市泉町3の老舗うなぎ店「ぬりや泉町店」が、大勢の客に後押しされ、1日から営業を始めた。同店は65年創業。店長の広瀬勇人さん(38)は再開をあきらめかけたが、「あの味を消しちゃいけない」と再起を望む手紙が多数寄せられ、「励ましや期待に応えるため、うなぎを焼く」と立ち上がった。

3月26日午後1時半ごろ、調理場で盛り付けをしていた広瀬さんが、「店長!」と呼ぶ声に振り返ると、うなぎを焼く機械から炎が上がっていた。けが人はなかったが、約200平方メートルの店舗は全焼した。

「おれはもう店をやっちゃいけないんじゃないか」。広瀬さんは黒焦げになった店内を見て思ったが、数日後、常連客らから手紙が届き始めた。「ここが頑張りどころだ」「あの味を消しちゃいけない。楽しみにしている人を忘れないでほしい」。涙がこぼれた。集まった手紙は約70通。「たくさんのお客さんから手紙をもらい、店の再開の準備を始めてからは通りすがりの人が『いつ始まるの』と声を掛けてくれた。ほとんどの従業員が店が再開すると信じ、生活は大変だったろうが転職せずに4カ月も待っていてくれた。感謝の気持ちでいっぱいだ」。広瀬さんはあきらめかけていた店の再開を決意した。

 新店舗では座席や壁紙などの内装を、火事の前とほぼ同じに仕上げた。月に1、2回は同店に通っていたという近くの自営業、石川米子さん(72)は「待ち遠しかったですね。もっと早く再開してほしかったかな。早く、あのホカホカのうなぎを食べたいですね」と喜んだ。    毎日新聞 2006年8月2日

復活した「ぬりや泉町」のレポートをなるべく早くしたいと思っています