RIMG001301RIMG002301RIMG002401もてなすには、準備が要るのだな、と鰻亭へ伺って再認識しました。
鰻亭のホームページ要予約の文字を見落とし、アポなしで昼の部開店時間の11:30にお店へ行くと、玄関が閉まっています。開店準備に時間がかかっているのか、と思って10分ほど時間をつぶして戻ってもやはり玄関は閉まっています。休みかな、と不安を抱きながら電話。予約営業の旨を告げられ、これから炭を熾すので1時間ほど待っていただけるなら、と行って頂いたのを幸いに二つ返事でお願いしました。

 お店の前に戻ると、敷石には打ち水がしてあります。玄関を開けると和服を上品に着こなしている女将の藤本紀子さんが出迎えて下さった。通されたお部屋は年季が入っているが、凛とした空気が漂うお部屋で室温もコートを脱いで丁度良い温度に暖められていた。
なるほど、炭を熾すと同じように店全体ももてなす気に点火するのだな、と妙に納得してしまった。

 「鰻亭」は、お隣の「中川楼」の暖簾分けで代々鰻にこだわってきたお店だそうで昭和天皇が水戸行幸の際はこちらの鰻を召し上がったほどなのだそうです。45年前に屋号にもそのこだわりを表し、「鰻亭(ばんてい)」に変えたのだそうです。

 頂いた鰻重は、その伝統の技と炭火の力で外はパリッ、中はトロリと関東風蒲焼きの王道です。水戸地方は、単に鰻重というと蒲焼きとご飯が別のお重に入っているので、直に蒲焼きをのせる江戸前よりご飯が柔らかめです。これは好みの分かれるところでしょう。女将の話ですと、白焼きもきちんとした仕事をしているお勧めの品だそうで、次回は事前に予約して頂こうと思います。

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