いば昇 外観

時計を見るとホテルのチェックインの時間にはまだ間があります。ホテルの徒歩圏にひつまぶし発祥の店のひとつと云われる『いば昇』があります。売り切れ仕舞いになってないか?電話で問い合わせると電話に出た男性は「2時半がラストオーダーなので、それまでにいらしていただければ大丈夫です。」と丁寧に答えてくれました。

名古屋鰻三昧の旅、3件目は『いば昇』です。
オーダーストップには余裕をもって到着しました。
入口を入ってすぐの帳場の脇のテーブル席が空いていたのでそこに腰を下ろします。
すぐにおしぼりと急須に湯呑みをすぐに持って来てくれました。
こちらでは、やはり名物の櫃まぶしをお願いするしかありませんよね。

『いば昇』の屋号を掲げるお店が栄駅の徒歩圏にもう1軒あります。こちらは『錦三丁目 いば昇』もうひとつは『いば昇 本店』と区別しているようです。帳場の男性にそのことを聞いてみました。

何代も前に分かれたそうで現在は全く別経営だそうです。因みにこちらのいば昇の方が歴史は古いということでした。

櫃まぶしDSCN267101そんな話をしているうちに注文から10分と経たないで櫃まぶしの登場です。

運ばれたものをカメラに収め、さあいただきます。という段になって、あらら?出汁の入った器がないことに気づきます。

帳場の男性に聞くのも恥ずかしいのでホームページで調べますと「3杯目は煎茶で…」と書いてありました。

お茶漬けの名の通りにこちらは出汁ではなく、煎茶でいただくのですね。

薬味は白ネギの小口切りと山葵のみで海苔はお櫃の中でまぶしてあります。

鰻は綺麗に焼かれていてあまり焦げ目はありません。その分、カリカリ感はわずかだと感じました。

まず、お櫃からお茶碗によそってそのままいただきます。甘めのタレですが、とても上品な味わいです。

DSCN268001続いて、ネギと山葵を乗せていただきます。
ビジュアル的には青ネギの方が綺麗ですが、鰻の甘み、白ネギの甘み、山葵の辛みが味のコントラストになって美味しいです。

3杯目は、薬味を乗せて、煎茶をかけていただきます。
鰻が出汁になっているではないですか!しかもさっぱりといただけます。

後発店はいろいろ創意工夫をして、どうしたらより美味しくと考えていると思います。しかし、最初の直感的なアイディアもなかなかどうして優れたものなのだと感心しました。老舗とはそういうものなのかもしれませんね。

帰り際に中庭がとても風情があるので了解をいただき、写真を撮らせてもらいました。ツレがいる時には、中庭が見える席でゆっくりいただくのもありですね。

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