うなぎの養殖から活鰻流通、加工、レストランまで手掛ける国産うなぎの総合商社大森淡水の直営レストランが『うなぎ処 鰻楽』である。

夜の訪問時、幻想的なエントランスに魅了される。

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店内は、重厚さの中に遊び心を取り入れたデザインは不思議と落ち着く。
日本の伝統的な食文化であるうなぎ料理を肩肘張らずに食べてほしいというコンセプトが見て取れる。

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夜の予約コースの「鰻楽コース」をお願いしておいた。

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お料理が来る前に店内をきょろきょろ

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さすが、養鰻場の経営だけあって産地ではなく生産者が顔写真入りで出ている。

レジ近くの小窓からは、炭火を使用しているのが確認できる。

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さあ、料理がやってきた。

まず「うなぎの煮こごり」

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うなぎの身がぎっしりつまっている。

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「白焼きのゼリー寄せ」
優しい味付けが印象的。

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「うなぎの八寸」
うなぎ南蛮漬け、蒲焼、白焼、うまき、肝串が一皿に。

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外はパリッと、中は他の宮崎の鰻店のプリッとではなく、ふんわりとジュージーな蒲焼きである。
タレのしみ具合も抜群だ。
焼き方に秘密があるのだろうか?

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八寸の中で特筆すべきは「肝串」である。
このようにプリプリしていて、エゴさが微塵もない肝は初めて食べた。
池から出したばかりの新鮮さがものをいっているのだろう!

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「うざく」
これもまた優しい味付けである。料理人の和食の基礎がしっかりしているのがわかる品だ。

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「自家製豆腐」
大豆の旨みがぎゅっと詰まった豆腐。醤油は必要のないくらい美味い!あえてつけるなら粗塩がほんのちょっとが自分の好みだ。

〆は「ひつまぶし」だった。

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ぱりふわジュージーな蒲焼は美味い!ひつまぶしでなく、うな丼で食べたかったのが本心だ。

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「うなぎの佃煮」もついてくるのでこれでも出汁茶漬けが楽しめる。

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肝吸いの肝もプリプリさがハンパない!
この新鮮な肝がもう少し手に入れば、肝わさや肝を使った創作料理などがラインナップ出来れば、鰻楽のウリのひとつになるのでは?と思う。

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デザートの「わらび餅」で一通り。


食事の後、西口店長とお話しさせていただいた。

これだけの料理を作る方なので、もっと年配のベテラン料理人かと想像していたらお若いのでびっくりした。御年40歳だという。

まず、蒲焼の焼き方について伺う。
2008年の『鰻楽』オープン前に博多の名店『吉塚うなぎ屋』独自の焼きの技「こなし」を習得したとのこと。今でも年に1度は博多へ行き、技を磨くそうだ。ふっくらとした焼き上がりと香ばしい風味は『吉塚うなぎ屋』直伝だと聞いて納得する。
宮崎の地でタモリが絶賛している博多の老舗の味に出会えるとは嬉しいサプライズだ。

西口店長によれば「こなし」は通常は5本の鉄串を刺して焼くところ、もう10本、つまり15本の鉄串を刺して踊るように焼く技法ということだ。

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ひつまぶしではなく、もっと蒲焼が食べたかったというと
「吉塚の味のひつまぶしはここでしか食べられないので…。ちょっとひねり過ぎましたね。」
そう言われてしまうとまた来るしかないなと思う。

肝の美味しさを絶賛すると、肝の苦味がないという人もいるという(^^ゞ
三陸などの「ホヤ」のワタも独特の匂いの好き嫌いがあるが、新鮮なホヤは嫌な匂いはしないのだ。多くの人に新鮮な肝の美味しさを『鰻楽』へ来て、味わってほしいと思う。

西口店長は、やはり鰻楽へ来る前は和食の修業をしていたそうだ。サイドメニューの美味しさはうなぎ料理を引き立てている。
優しそうな顔の奥に熱い鰻愛を感じる人だ。
次回、また『鰻楽』を訪問したら「さらに美味しくなりましたね。」と思わず口から出る予感がする。

 

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