2006年の初めだったと思うが、うなぎ大好きがリンクさせていただいていた『ヨコハマ島淡水魚』の島村社長から新しく鰻専門店を開店するというメールをいただいた。それから10年近く経って、ようやく『しま村』へお邪魔することが叶った。

中目黒で用事を済ませた後、ここからなら東急東横線で日吉まで20分ほどで行けると『しま村』行きを思い立つ。『しま村』のホームページを見ると土・日・祝日は、中休みなしで営業しているからラッキーだ。アクセスを確認すると日吉から横浜市営地下鉄・グリーンラインに乗り換えて2つ目の高田駅が最寄りだった。頭はすでに鰻なのでゴーサイン!(笑)

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入店して1人である旨を伝えると、和服を着た上品な仲居さんにテーブル席へ案内された。

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ゆったりと落ち着く雰囲気が、いいね!

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仲居さんがおしぼりとお茶、メニューを持って来てくれる。

「串焼き盛り合わせ」があるというのでビールとともにお願いする。

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仲居さんにうな重のランクの違いを聞くと丁寧に答えてくれた。

養殖鰻の「お重箱・竹」は5Pサイズ程度の鰻が3/4尾。
「お重箱・松」は4Pサイズ程度の鰻が3/4尾。
「お重箱・特上」は4Pサイズ程度の鰻が1尾。

天然鰻はいずれも徳島県旧吉野川産の鰻で「お重箱・竹」は4Pサイズ程度の鰻が半尾。
「お重箱・松」は5Pサイズ程度の鰻が1尾。
「お重箱・特上」は4Pサイズ程度の鰻が1尾。

※活鰻1kgで何尾物かを表しています。4Pは4尾物で1尾は250g/尾の活鰻です。

「養殖でも天然でもお好みで。養殖の方が脂ののりがよく、皮目が柔らかです。30分ほどお時間を頂戴いたします。天然は皆様驚かれますが、さっぱりしていいます。皮の部分に風味がございます。皮の硬さを柔らかにするため、40分以上お時間を頂戴致します。」
と養殖と天然の特徴も丁寧に説明してくれた。

思案した挙句にビールのコースターの天然うなぎ しま村の文字が目に入り、天然鰻「お重箱・松」を頼んでしまった(^^ゞ

注文から15分ほどで「串焼盛り合わせ」が到着。

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手早く 今 広めたい鰻動画を撮影する。

「肝焼」
えぐみが全くない。下処理が完璧なのだろう。

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「レバー焼」
美しいレバーである。新鮮な証!

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「つくね焼」
普通は、捨ててしまう胸肉を削ぎ取ってつくねにしているそうだ。鰻の旨味は感じるがそれでいてさっぱりしている。

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「ひれ焼」
関東の鰻の裂き方は背開き。ゆえにひれを引く。
ひれには、コラーゲンがたっぷり。

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ニラを芯にうなぎのひれで巻いている。

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「かぶと焼」
圧力鍋で炊いているとのこと。骨まで柔らかで余すところなく食べられる。

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付け合わせは「う蒲鉾」

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串焼盛り合わせを食べ終わったのを見計らってお重箱セットの「茶碗蒸し」が出てくる。

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小さいながらも鰻の身が入っていると嬉しい(^^)

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さあ、真打の天然うな重のおな~り~
野外のお茶会で使う弁当箱で鰻様は運ばれてくる。

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お重自体も重厚である。

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うな重パッカーン #うなパカ をどうぞ

美しい焼き上がりのうな重である。

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美味しいうな重だと思う。天然鰻という以前に職人さんが丁寧な仕事をしているから美味しいのだと感じる。
ご飯の炊き方、タレの絡まり方まで非常にバランスが良い。

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天然鰻かな?と感じたのは皮目の歯応えだった。
決して硬いとかでなく、皮に厚みがあり、旨さを感じた。

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「デザート」はオレンジシャーベット

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鰻をゆったりと堪能していたら入店から1時間半以上が経っており、夜のとばりが下りていた。

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『しま村』は、長年にわたり問屋を営んでおり、さらに島村社長は目利きの達人だということだ。
後で調べると、こちらは「野田屋東庖会」から職人さんを派遣しているらしい。
良質の鰻を仕入れ、腕の良い職人さんが丁寧な仕事をすることで、美味しい鰻料理がいただける典型的な店だと感じた。

 

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