日本橋蠣殻町 うな富

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友人夫婦と夕方から原宿・ラフォーレミュージアムでのLIVEへ行く予定。その前にうなぎで腹ごしらえをしようと思う。
都内で日曜日のランチタイムに営業しているうなぎ屋さんは意外に少ない。
食べログで「東京のランチで使える日曜営業のうなぎのお店」を検索して、未訪のお店の上位に東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅近くの「うな富」さんがヒットした。
店舗ページを見ると「12月13日(日)営業です。」とある。
よし、行くぞ~!

水天宮前駅で地上へ出ると電柱の看板に「うな富」さんへの順路が書いてあり、その通りに進むと店の前へ着く。
先客が2人入店して、続いて入ると「本日・完売!」札が下げられた。
間一髪セーフ!
14:00閉店の40分前である。

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カウンター5席、4人掛けテーブル席が2つの小さなお店。
カウンター席の一番奥に案内される。

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メニューは「鰻丼」2,000円から。
「鰻重(松)」は、お重いっぱいの鰻がのるというので「鰻重(松)」をお願いする。

壁にランクによる蒲焼正味の量が貼ってあった。
丼…80g 竹…120g 松…180g 特…240g

隣の席の方に「肝串焼」が運ばれ、美味そうのなので追加する。

テーブル席のお客さんが食べ終えて帰り、壁に目をやると「うなぎのぼり」と書かれた絵が飾ってある。
「うなぎのぼり」大好きな言葉である。

写真を撮らせてもらう許可をお願いすると快諾してくれて
「いただきものなんですけれど、鶴太郎さんの絵なんですよ。」とにっこり微笑んで教えてくれた。

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なるほどの落款が押してある。
片岡鶴太郎の絵は味があって素敵だ!

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テーブルを片付け終えると
「こちらの方がゆっくり召し上がれます。」とテーブル席へ誘われる。
お言葉に甘えて移動した。この気遣いが嬉しい。

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さあ、待ちに待った「鰻重(松)」の登場である。
蓋を開けるシーンは #うなパカ 動画で

う巻きにかぶと煮、とろろまで付いている豪華版だ!

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続いて「肝串焼」も到着。

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焦げ目が少ない綺麗な焼き上がりの蒲焼だ。
ふわっととろける食感は江戸前鰻の正統派である。
ほんのりとした甘さタレが食欲をそそる。

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「かぶと煮」はとても柔らかく炊いてある。
少し骨の食感が残っているので圧力釜ではなく、時間をかけてじっくりと炊いたものかもしれない。

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「う巻き」の味が絶妙だった。
家庭で作る玉子焼きのような甘さではなく、食べた後に鼻に抜ける甘みが何とも言えず美味いと感じる。

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注文の時に、ご飯の大盛りは無料で出来ると聞いていたが、初訪で量がわからないので普通盛りをお願いしたが、足りなけれれば追加してくれるということだった。
美味いのでガツガツ食べていたのを見ていたのか
「ご飯は足りますか?」と尋ねられたので、思わずご飯の追加をお願いしたしまった(^^ゞ

目の行き届く大きさ店ならではの気遣いだろう。

鰻重を3/4食べたところでとろろをかけていただく。
うなとろ重も味わえて鰻足(^-^)

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鰻重だけでも鰻足できるレベルのところへう巻き、かぶと煮、とろろが加わることで鰻足感がアップした。
ホスピタリティは料理だけでなく、接客にも感じた。気配り、目配りがさりげなく心地よかった。
大鰻足のうなぎ屋さんがひとつ増えて、鰻面の笑みでお店を後にした。

土・日のランチタイムは、早めの売り切れ仕舞いが多いとのことだった。14時までに入ればよいと思っていると食べそこなう危険がある。

夜の部は2名からの予約制。
4名以上ならば、8,000円からのうなぎつくしのコース料理あり、メニューにはない鰻料理が楽しめるという。鰻喫したいときはうなぎ好きを誘ってみるのも良いかもしれない。

 

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