日本養殖新聞のブログに「前味 中味 後味」という記事がある。

普遍的な内容なので引用させていただく。

▼ある鰻職人さんから、こんな話を伺った。
「飲食店には欠かせない3つの“味”がある。まず“前味”はお客さんが食事を口にするまでの間の事で、店内外の掃除がきちんとされているか、店内が時期にあった雰囲気を醸し出しているか。“中味”は実際の料理の味の事で、季節の旬をとらえ、また器の色などをきちんと季節に合わせているか、最後に“後味”とは、満足出来る価格帯であったか、お帰りになるお客様を心地よくお見送りできたか」。

昨晩、「前味 中味 後味 」のその先にも味があることを体験した。

仕事から帰宅すると娘が
「お父さん、お父さん」
とニコニコしながらやって来る。

娘が差し出したハガキを見ると、先日、孫のお食い初めでお世話になった『一味亭』の女将・西山三智子さんからである。

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伺った時に「前味 中味 後味 」が満たされてたなら大満足である。
今日、年賀状ぐらいしかハガキなどを書かなくなってしまった。それも印刷してしまい添え書きぐらいしか手書きをしない。
ところが、女将さんは毛筆で心を込めて書いてくださっているのが手に取るようにわかる。

内容もハレの日の鰻屋さんで幸パワー頂戴したのはこちらの方なのだが、私たちからも幸パワーをもらった、と書かれている。
お店と客がウィンウィンの関係が出来たようで嬉しくなる。

娘から
「お父さんが一味亭さんに頼んでくれたから良いお祝いが出来たね。ありがとう。」
と言われてちょっと鼻が高い。
そして
「七五三も一味亭さんにお願いしようかしら」という。
お食い初めが済んだばかりなのだから五年も先の話だ。
何とも気の早い話だが、娘もそれだけ嬉しかったのだろう。

この記事を読んでくださった皆様にも幸パワーが届いたなら三方良しでめでたいことである。