関東風の鰻は、背開きで裂いて、白焼したのちに蒸しをいれてタレ焼きをするのが一般的である。
しかし、一部の鰻専門店では、蒸しの工程がない〔地焼き〕で提供する店がある。

流山の江戸川近くで創業60年の歴史を刻む『江戸屋うなぎ店』もそのひとつである。

『江戸屋うなぎ店』では、毎早朝鰻問屋へ出向いて、太くて柔らかい青手と呼ばれる活鰻を自ら選んで仕入れている。
そして、活鰻の価格が高騰した今も吸い物は別料金とはいえ、一番安価な〈うな重・並〉は2千円を切る価格で提供している。

この日は、仕事が早く終わったので、19:30の閉店前に入店することが出来た。

運良く〈肝焼き〉がまだあるというのでお願いして、〈うな重〉は〈上〉をいただくことにする。

鰻の内臓を丸ごとワイルドに焼き上げるのが江戸屋流の〈肝焼き〉だ。
肝の旨みに苦玉のほろ苦さも相まって美味いっ!

〈うな重・上〉は〈肝吸い〉をつけてもこのボリュームで2,450円という価格は特筆ものだ。

鰻の旨みが凝縮されているのは正に地焼きの美味さなのだ。
地焼きとは思えないくらいに柔らかく焼き上げているのは、関東ならではの地焼きなのだろう。

やや甘めの濃い目のタレと鰻の脂のコラボレーションは遠方からもリピーターがやって来るのは納得の味。
つまり、癖になるのだ。

太物の鰻を柔らかく焼き上げる。

関西風とはひと味違う地焼きの老舗が『江戸屋うなぎ店』である。


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流山市『江戸屋うなぎ店』

 

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