JR総武線「船橋駅南口」から国道14号方面へ進み、京成「船橋駅」の踏切を越えて道路の左側を歩いているとうなぎ好きには堪らない匂いが漂ってきます。匂いのする方へ小路を左折すると「うなぎ蒲焼き」ののぼりが見えてきます。そこがお目当ての「うなぎ屋 鶴長」です。お店の入口には、焼き場とテイクアウト用のカウンターがあります。いかにも下町のうなぎ屋さんの風情です。ただ、炭火焼ではないのがちょっと残念。
お店へ入ると左手に4人が座れる座卓がふたつずつ3列あり、空いている席に座ります。メニューは手書きで壁に張ってあるものだけのようです。
上と特の違いを聞くと上は3/4匹分、特が1匹分だそうです。通常メニューはほとんどセットになっていて、きも吸、お新香、煮物と骨からあげが付いています。
うなぎは、江戸前風ほどとろとろではなく、関東田舎風ほど脂こってりでもなく、両方の中間でしょう。タレは、濃い目でご飯が進みます。
ランチタイムにお邪魔したのですが、ほとんどの方がお店に入るなり注文していたので、皆さん常連さんなのでしょう。焼き置きしたものを炙り直して出てくるのであまり待たないのですが、ほぼ満席状態が続いていました。地元の方に愛されているお店なのだと感じました。