JR成田線「小見川駅」下車。国道356号線「小見川大橋入口」交差点を利根川方面に曲り、小堀川を渡ってすぐ左側に「うなせん」はあります。
「9~11月末までが下りウナギの漁期で、これぞかば焼きという天然ウナギが味わえる」という話を聞き、時期になるのを待ってお邪魔しました。
この日、頂いた天然うな重は大きさは半尾で3Pサイズの1尾分あり、厚みは倍以上ありました。割きはじめてから2時間以上かけて仕上げられるうなぎは感動ものです。カブト煮から創造すると「うなせん」さんのタレは甘辛い濃い目のタレのようですが、天然物は、この力強いタレにも勝ってしまうほど力強いものでした。半端な仕事をするとゴムのように噛み切れないとご主人が言っていた皮も箸で切れるくらい柔らく、かつ香ばしくなっている。身は上等な木綿豆腐のような食感でうなぎってこんなにも旨みが強い魚だったんだと思い知らされました。ご主人が山葵で食べることを勧めるので従うと白焼きを山葵醤油で食べるよりも合っていてびっくりした。
天然物が少なくなって非常に珍重する傾向がありますが、 今回下りうなぎを頂いて解ったことは、養殖物と比較すると全く別の種類と言っても過言ではないと感じた。
「うなせん」さんは 11月15日~2月15日の狩猟期間中は、ご主人自ら狩猟した天然の野鴨料理が楽しめる。
うなぎ、鴨とも準備の時間がいるので予約をしてほしいとのことでした。
うなぎ大好き・番外編 「天然 利根川下りウナギ -小見川 うなせん-」