おばあちゃんの原宿として有名な「巣鴨地蔵通商店街」を巣鴨駅方面から進み、もう少しで「とげぬき地蔵(高岩寺)」というところで香ばしい良い匂いを発生させているお店が大正末創業の「八ツ目やにしむら 巣鴨店」です。
昨年(2005年)10月に新店舗をオープンしました。創業以来のタレと備長炭を使用して店頭で焼くスタイルは以前のままです。店先の腰掛けで焼きたての1串頬張る姿、お地蔵様お参りのお土産に蒲焼きを買って帰る姿も以前のままです。変わったのは2階の座敷がテーブル席になりました。
こちらのうな重はうなぎの量でグレードが違います。中は1尾分、上は1+1/4尾分、特上は1尾半のうなぎがのっています。しかも肉厚のうなぎが・・・。普通の方なら中で充分満足できる量です。この日は中を注文しました。引っ切り無しのお客さんのお蔭で、注文してから10分ほどで熱々のうな重が到着しました。やや甘めのタレが備長炭によって香ばしくなり鼻腔をくすぐります。ふっくら肉厚のうなぎはやっぱり巣鴨の名物ですね。