小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」南口を出て「ダイエー・グルメシティ」を右に見て進むと左手に「野田岩」の暖簾がすぐに見つかります。
暖簾をくぐって階段を上がります。こちらは1階が全て調理場でお料理を頂くのは2階なのです。テーブルは4人掛けが4つ2人掛けが1つ相席やグループ客用の大テーブルが1つと目一杯お客さんを入れても20人ちょっとのキャパのこじんまりしたお店です。内装は東麻布の本店と同じ飛騨地方の古民家を移築したそうで、シックで落ち着いた雰囲気です。
17時過ぎに開店を待つつもりで行きますともう暖簾が出ています。つい最近、開店時間が17時半から17時になったそうです。
注文は中入丼と志ら丼です。中入れ丼は鰻丼のご飯の中に蒲焼がもう半身入っているので文字通り中入丼です。中入丼の蒲焼が志ら焼に変わったのが、志ら丼で、わさび風味のタレとご飯の相性が抜群だと思います。
丼を待つ間、煮こごりとビールで待ちます。煮こごりは、蒲焼の切身が中に入ったゼリーよせ風なのですが、これが意外と美味なのです。本店のお客様本位の行き届いた接客がハレの日の食事ならこちらはアットホームな気安さがあり、くつろいで待てるのです。お値段も場所を考慮してか少しリーズナブルになっていますし、気軽に野田岩の味を味わいたいむきにはお奨めです。