伺ってから何年も経っていると、閉店や休業しているお店も多くなっています。閉店、休業がわかったお店は「おぼえがき」にリンクを貼っています。
私が2006年に伺った台東区根岸の「のだや」と2007年に伺った台東区下谷の「味乃江戸っ子」の閉店がわかりました。ところが、「入谷鬼子母神門前のだや」が不思議な縁でつながっていたのです。
『上野経済新聞』2013年2月18日-入谷鬼子母神門前にうなぎ店「のだや」-閉店したうなぎ店跡で移転再開-
に詳しいので引用させていただきます。
同店はもともと台東区根岸で約40年にわたり営業していたが、建物の老朽化により昨年4月にいったん休業。移転先を探していたところ、鬼子母神前で営業していたうなぎ店「味乃江戸っ子」が閉店となった場所を使って営業を再開した。店主の江部恵一さんは「この地域のうなぎ文化を途絶えさせてはならないとの思いから『入谷鬼子母神門前のだや』として店舗継承を決めた。再開にあたり店内を全面改装した」と話す。
(中略)
「昨今のメディア影響で、うなぎ屋さんは疲弊しつつある。新生のだやは『匠(たくみ)の店』として与えられた食材を使いながら、江戸に昔より伝わるうなぎの食文化を継承していきたい。国内産の旬の活鰻、産地直送の厳選された食材を磨き上げられた職人の技とお値打ちな価格で提供していく」と江部さん。