千葉都市モノレール「県庁前駅」で下車して「千葉県文化会館」方面へ進みます。駅から2階通路を歩いていると千葉城(千葉市立郷土博物館)の手前に「割烹 安田」の屋上広告塔が見えます。千葉県文化会館方面の階段、もしくはエレベーターで1階に降りて先ほど見たビルの方向に進みます。千葉県警本部前の信号を渡ってほんの数軒先にレストランの入口あり、信号を渡って右に曲がると離れ座敷の入口があります。開店の11時少し前には両方の入口とも綺麗に掃除がされ、打ち水がうってありました。
この日は1人なので気楽には入れそうなレストランへ。レストランは2階になっていています。ホールの中央はテーブル席で左右の窓側の席は小上がり座敷になっています。1階の階段脇と2階のレジカウンターの下に食品サンプルがディスプレイしてあって注文のイメージがしやすいです。
特上重、上鰻重、鰻重の違いはうなぎの大きさのようなので中くらいの上鰻重を注文。メニューを見ると鰻重の二段重ねの殿重以外は肝吸いではなく、味噌汁がつくようです。メニューには肝焼きはありますが、別注の肝吸いはありません。もちろんうなぎ1匹には肝は1つしかありません。鰻重に1つずつ肝吸いをつけていくと肝焼きに回す分は足りなくなりますから別に仕入れることになります。納得した鰻だけを仕入れてその肝だけを使うというのもひとつのこだわりかもしれません。
鰻重は蓋を開けると良い香りがします。蒲焼きを口に入れるとホロホロとした食感で口の中にも良い香りが広がります。炭火の力を感じます。辛口のあっさりしたタレなので鰻の味が良く分かります。そして鰻重に付く味噌汁は赤だしが多いと思いますが、普通の味噌汁もなかなかいけますね。食後に甘酒をサービスしてくれました。辛口のタレのためか、うなぎの後の甘酒もなかなか合いました。