三島 うなぎ桜家

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桜家

桜家

富士山の伏流水に富むうなぎの街・豆州三島で安政3年から続く「桜家」は、マスメディアとインターネットの普及により日本全国からうなぎ好きの集まる名店です。

三島広小路駅脇の修善寺よりの踏み切りのすぐ近くにお店はあります。元フジテレビアナウンサーの山中秀樹さんは、伊豆箱根鉄道「三島広小路駅」に降り立った時から芳しい香りに心が浮き立つと言っていましたが、うなぎ好きの心を代弁していると言っても過言ではありません。

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うなぎ重箱(4枚)

白焼

白焼

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うなぎ丼(3枚)

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鰻焼売

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尾州巻

お邪魔した大晦日の前日には、650人ものお客さんが来店したそうです。最大150人収容の店内は単純計算して4回転以上したことになります。1時間半以上待ったお客さんもいたとのことです。また、蒲焼3枚のせ、4枚のせや別に白焼を注文したお客さんもいるでしょうから1000尾近くのうなぎが割かれ、お客さんを幸福にしていったのです。

白焼と重箱や丼の蒲焼のせを注文すると白焼が提供されてから蒲焼のせが出されます。つまり蒲焼のせだけを注文したよりも待ちます。しかし、待った甲斐のある白焼がやってきます。「山葵醤油でお召し上がり下さい。」と言われますが、まずはそのまま食べてみましょう。味のきているうなぎの旨味が口の中に広がり、本当にとろけます。

蒲焼も白焼に負けていません。香ばしさ、旨味、口どけと三拍子が揃っています。醤油と味醂の旨味が凝縮された甘みを抑えたさっぱりとしたタレ染みたやや硬めに炊かれたご飯がうなぎで蒸され何ともいえない味わいです。用意された山椒も回転がよい所為か、引き立ての風味があります。

サイドメニューの鰻焼売と尾州巻を頼みました。鰻焼売は、うなぎと銀杏の相性が良く、うなぎそのものの甘味が感じられる一品。尾州巻は、うなぎを芯に大根を巻いた煮物です。薬味の針生姜と木の芽の風味で引き立てられています。お行儀は悪いですが、おつゆも飲み干したくなります。

正直、リーズナブルな値付けとはいえませんが、ポテンシャルは高くコストパフォーマンス的には納得できます。一年間頑張ったご褒美としてうなぎ大好き一家は2008年の良いうなぎ納めになりました。

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