今日は、うなぎ三昧の旅に出ました。やって来たのは小江戸・川越です。情緒ある街並みを見ながら、まず伺ったのは、文化4(1807)年創業の老舗・小川菊です。
風情ある建物で、川越の街に溶け込んでいます。2012年に耐震リフォームされて綺麗になっていますが、レトロな雰囲気を残しつつバリアフリーにしたそうです。床は洒落た石三和土になっていたり、天井の梁や照明器具も素敵です。
お願いしたのは、うな重・上(3400円)とCOEDOビール瑠璃(650円)です。
COEDOビール瑠璃は、柑橘系のフルーティなビールです。ベルギーのヒューガルデンに似たテイストかな?JR川越駅から1km近く歩いて来たのでしみます(笑)
約20分で塗りの素敵なお重で、うな重が登場です。蓋を開けると綺麗なビジュアルとともに良い香りが…。
タレは、すっきりとした味わいに仕上がっています。川越は、小江戸というくらいですからうなぎも江戸前に近いのかもしれません。ご飯もややかためで粒が立っていて美味しい。肝吸いは、出汁がきいていて、塩っぱいのが苦手な私好み。
お支払いを済ませて、美味しかったお礼を言い、今日の鰻の産地をお聞きすると、鹿児島産だそうです。これから川越のうなぎ屋さん巡りをすると伝えると「川越のパンフレットをお持ちください。」と親切におっしゃいます。パンフレットを置いてあるのは、何とレトロな冷蔵庫!60年以上前のものだそうです。お断りをして、冷蔵庫もパチリ。
味も雰囲気も200年以上続く老舗の実力を垣間見ました。