牛久沼西岸・泊崎 岬食堂

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国道6号沿いのうなぎ街道を散策した後でうなぎ街道を牛久沼西岸からも見てみたいと思い立った。

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泊崎大師堂

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泊崎大師堂から望む牛久沼

牛久沼西岸の泊崎(はっさき)は牛久沼に迫り出す岬のような地形になっている。岬の先端の弘法大師をまつる泊崎大師堂の境内からは牛久沼の眺望が素晴らしい。しかも隣にはうなぎ料理が食べられる『岬食堂』もあるのだ。

国道6号の八間堰交差点を『伊勢屋』の方へ曲がり、牛久沼南岸をひたすら歩き、茨城県道・谷田部藤代線の細見橋を目指す。向こう岸には、泊崎大師堂の赤い建物見えるが、細見橋まで向こう岸に渡ることが出来ないのだ。Googleマップのナビによると泊崎大師堂まで1時間10分の行程だ。牛久沼水辺公園を越えてしばらく進むと舗装道から未舗装の道路に変わってしまう。右側は牛久沼、左側は田んぼで行きかう人もいない。ひたすら歩いて暑いが川風が気持よい。

40分ほどで細見橋に出る。細見橋を渡り、牛久沼に沿って戻るように泊崎大師を目指す。途中、左手に千勝神社の大鳥居が見える。千勝神社は猿田彦大神を祀り1500年の歴史があるそうだ。

さらに進むとうなぎとやきとりの『大はし』がある。水曜日が定休日なので閉まっていた。次回は千勝神社に参拝して『大はし』でうなぎもいいな!と思う。

Googleマップのナビ通り1時間10分で泊崎大師堂に到着した。参拝をして、次は『岬食堂』でうなぎだ!

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IMG_430101IMG_430501IMG_430601IMG_431101入ると「いらっしゃい」と自分より少し若いおばちゃんが水の入ったコップをテーブルに置く。おしぼりなどは出てこない。女性二人で店を回しているようだ。昼時を過ぎた時間だったので貸切状態である。メニューが壁に手書きで貼ってあるレトロな感じの食堂だ。うなぎはうな重とかば焼ライスがあり、特が3700円、上が2500円、並が1950円だ。かば焼のみだと上が2350円、並が1800円だ。ランクの違いはうなぎの量ということだった。歩き疲れると食欲は落ちるらしい。並でも1尾のるというのでうな重の並を頼む。壁のメニューを見直すとうなぎ肝煮が200円とあるので追加する。

5分ほどでうなぎ肝煮が運ばれる。

甘辛い肝煮は酒がほしくなる。しかし、帰り道のことを考えるとじっと我慢。

注文から10分ほどでうな重が到着する。小さめのお重だ。2000円を切る値段なので文句は言えない。蓋をとると小ぶりだがたしかに1尾のっている。見た目は表面はカリカリ系だ。皮目を見るとよく焼かれている。

ひとくち頬張ると外はカリカリで身はふっくらしている地焼きのような食感だ。この手のうなぎはこの店のような甘辛いタレがよく合う。うなぎは美味い!外に立て場があったのでうなぎにはこだわっているようだ。ご飯が柔らかめなのが残念だ。かば焼だけなら納得の味だと思う。

吸い物は吸い物の素に三つ葉を散らしたと思われる。

漬物は多分自家製のかぶの浅漬けに市販品の沢庵だろう。

交通の便のあまりよくないこの地域にわざわざうなぎを食べにくるのはあまりいないだろう。いろいろな定食や丼物も出すようだから客は地元の人がほとんどなのだろう。だからあまり高い価格設定は出来ないだろう。丼物はワンコイン以下のものもある。したがって省けるものはとことん省いている気がしないでもない。

帰り際に入口の扉の上にたくさんのサイン色紙が貼ってあるのに気がついた。最近のものでは「看取りの医者」のロケ地に泊崎がなったようで大竹しのぶと遠藤久美子のサインがあった。

帰りは細見橋まで歩くと藤代駅へ行く関東鉄道のバス路線があることがわかり、藤代駅までバスに乗った。ほぼ1時間に1本程度の運行で細見バス停から藤代駅までは340円だった。

 

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