『入谷鬼子母神前のだや』は2013年2月の再オープン以来、Facebookを活用して情報を発信している。
それにともないFBページの いいね!も驚異的なスピードで伸びている。
過去に「2,000いいね!突破キャンペーン」や「5000いいね!達成記念「のだやいいとこどり二段重」」を期間限定で行なってきたが、今回は「のだや7000いいね!達成を祝う会」としてのだや好き、うなぎ好きを募集して一夜限りのお祝いメニューを提供するイベントを開催した。
この日は、裏メニュー中の裏メニュー「岩塩ひつまぶしう
そして、待ちに待った2015年10月14日の19時には『入谷鬼子母神前のだや』の離れには先着の12名ののだや好き、うなぎ好きが集結した。
会は、この企画をプロデュースした横田さんから挨拶があり、新生『入谷鬼子母神前のだや』をデザインされた建築家の長谷川さんの乾杯の音頭で始まった。
前菜
FB 七千「いいね」謝恩コース
- 先付 鰻とクリームチーズの酒盗和え
- 前菜 自家製イクラ醤油漬け・鰻粕漬・さつま芋団子
- 揚げ物 鰻春巻
- 蒸し物 鰻焼売
- 食事 ひつまうな太郎(たれ・塩)
- 椀 肝吸い
- 香 物 胡瓜・大根・人参・奈良漬・赤蕪漬
- デザート うなアイス
とても豪華なメニュー構成だ。
先付「鰻とクリームチーズの酒盗和え」
前菜 右からさつま芋団子・自家製イクラ醤油漬け・鰻粕漬
鰻春巻
鰻焼売
次々の出される美味しい料理に舌鼓を打ちながらうなぎ談議に花が咲く。
ネット上で繋がっていたうなぎ好きの盟友が同じテーブルだったので有頂天ならぬ鰻頂点なのだ(笑)
自分が話す先週行った宮崎鰻三昧のことに熱心に耳を傾けてくれる。
今まで10年以上、こうしてネットで発信し、メールをいただきネット上で交流すすだけだった。
FacebookのようなSNSが発達し、『入谷鬼子母神前のだや』がこういう企画をしてくれたお蔭で直にコミュニケーション出来るのはとても嬉しい。
うなぎ博士がマリアナ諸島付近でニホンウナギの産卵場所を特定したのはご存知の通りだ。
自分は他にもニホンウナギの産卵場所があるのではないか?松輪サバのように回遊しないニホンウナギもいるのではない?などという一人で妄想していたことを話すと「それも鰻のロマンだよね。」と相槌を打ってくれる。涙が出るほど嬉しく、楽しかった。
さて、メインの「ひつまうな太郎」の出番だ。たれと塩を選べるというが、ここは滅多に食べられない岩塩で焼き上げたものをお願いする。
ご覧のように周りは肝がぎっしりだ。
肝の塩焼きは滅多にお目にかかれない。付いてきた薬味をかけるのがもったいないくらい美味い!
歓談に花を咲かせていた皆さんが急に無口になった(笑)
せっかくなので薬味を乗せて、お茶をかけて食べてみる。
塩には、出汁ではなくてお茶が合う。肝の美味さで鰻も引き立つ。
お好みの残りは分は、山椒をかけて塩山椒のように食べた。自分はこの食べ方が一番好きである。
最後にデザートの「うなアイス」
季節のさつま芋のアイスに鰻の骨のエキス入れたのだやのたれをみたらし団子のたれのように味を整え、シナモンをふってある。
さっきまで食べていた塩の味をさっぱりさせる美味しさである。
楽しい時間は経つのが早い。
All Aboutうなぎガイドの山室さんと日本養殖新聞・取締役編集長の高嶋さんが挨拶をして、楽しい宴の時間の〆となった。
何でも自分が申し込みの一番だっと聞いた。一番の特典は?といわれたが、安心してください!
一番とは知らなかったが、先日、発売されたアンジャッシュ・渡部健著『東京 最強の100皿』に載っている「きょうすいうな太郎」のページに店主の江部 惠一さんのサインをいただいたのだ。
店主の江部 惠一さんと女将の江部 雅子さんの素敵な笑顔に見送られて、楽しい時間の余韻に浸りながら帰路についた。
素敵なお料理を提供してくださった江部さんはじめ『入谷鬼子母神前のだや』の皆さんとこの企画をプロデュースしてくださった横田さん、そしてこの日お集まりくださった皆さんに心から御礼致します。ありがとうございました。
また、このようなうなぎ好きが集まる企画があれば、都合がつく限り参加したいと思う。