信州へ日帰り旅行の帰り道。
2013年12月に東北自動車道 上り線の羽生パーキングエリアが「鬼平江戸処」としてリニューアルされ、フードコートにさいたま市の老舗鰻問屋『鯉平』直営のうなぎ屋「忠八」があるのを思い出した。
上信越道から北関東道を経由して、岩舟ジャンクションから東北道に入り、東京方面へ走ること20分。羽生パーキングエリアへ到着。
池波正太郎氏の人気小説「鬼平犯科帳」の世界を表現した「鬼平江戸処」
江戸の大店を再現した施設の中にフードコートがある。
軍鶏鍋屋「五鉄」、そば屋「本所さなだや」、うなぎ屋「忠八」、中華そば屋「弁多津」(べんたつ)、鉄火丼などを提供する江戸めし屋「万七」など、小説の中で登場した店名を冠した店が軒を連ねている。
フードコート内とあって食券を買う方式だが、炭火の焼き台があり、本格的な鰻が味わえるのが嬉しい。
メインのメニューは
うな丼 1,600円
うな重 2,300円
特うな重 3,200円
吸物はプラス100円ですっぽんスープに変更できる。
「うな重」と吸物をすっぽんスープにして注文した。
ちょうど夕食時ということもあって、待ち時間は30分。
鬼平のようにお新香で一杯やりながら待ちたいが、高速道路のパーキングエリアなのでそうもいかない(苦笑)
30分待ちの表示ながら20分ほどで渡されたブザーが鳴って配膳場所まで取りに行く。
パーキングエリアのフードコートなので雰囲気はさておき、本格派の江戸前うな重である。
2,300円という価格で鰻1尾付けのうな重が手軽に食べられるのは嬉しい。
しかも炭火の香ばしさにフワトロなので尚更だ。
すっぽんスープも価格だけにすっぽんの身はかすかに入っている程度だが、味は良い。
うな重を少し残し、すっぽんスープをかけて食べてみたが、非常に美味!
刻みうなぎの丼「まかない丼」1,000円にすっぽんスープを頼んで櫃まぶし風で食べるのもアリかな?と思った。
とにもかくにも老舗の川魚問屋の実力を垣間見た。
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