池袋駅西口から要町通りを少し歩いているとうなぎ好きにはたまらない香りが漂ってくる。
良い香りの発信元は『まんまる』といううなぎ屋さん。
さいたま市の老舗川魚問屋「鯉平」の直営店のひとつ。
『まんまる』のランチタイムの名物は数量限定の「まんまる丼」
規格外の鰻ということだが、鰻が1尾どーんとのったうな丼が何と1,000円!
この日は、行った時間が遅かったので店頭のメニューに「完売終了」の札がかかっていた。
店内に入ると券売機があり、食券を買って注文。ラーメン屋さんのような感じ(笑)
これもリーズナブルな価格で鰻を提供するシステムなのだろう。
「うな肝丼」(1,800円 税込)の食券を買って、カウンター席に座る。
目の前の棚には、お酒の瓶がずらりと並んでいる。
看板に「地酒とうなぎの まんまる」と書いてあるだけのことはある。
テーブル席上の黒板にも姉妹店の紹介とともに肴や酒のおすすめが書いてある。
10分ほどで「うな肝丼」が着丼。
炭火で焼かれた香ばしさ抜群の蒲焼に刻み海苔をトッピングされた肝焼き。
カウンターには、ミルに入った粒山椒。
山椒はあまりかけない派なのだが、最後にかけてみる。
挽き立ての山椒はやはり香りが違う。
香りの後からピリリと痺れる感覚はよい山椒なればこそ。こんなところも問屋さんのこだわりなのか?
次回は、夜に再訪して鰻の創作料理と地酒を楽しもうと店を後にした。