武蔵小杉 むさし野

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このお店は閉店しています
2016年12月25日閉店しました。


少し前に名古屋のFacebook友達から「神奈川県で地焼きの鰻が食べられるお店を知りませんか?」というメッセージをいただいた。
「私は未訪ですが、川崎市の武蔵小杉駅近くに裂いた鰻を生のまま焼く“黒焼”という独自の技法で焼く『むさし野』というお店がありますよ。」と返信した。

『むさし野』は、以前から興味があった店だが、改めて『むさし野』のホームページを見ていると、行きたい衝動が高まってしまった。横浜へ行った帰りに武蔵小杉駅で途中下車して、お邪魔してきた。

東急東横線・武蔵小杉駅南口を出て、府中街道へ出るとうなぎ好きにはたまらない香りが漂っている。東横線の高架をくぐれば、すぐに良い香りの発生源である『むさし野』が見える。

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お品書きを見せていただき、説明をしてもらう。
「うなぎ醤油焼き」という品が気になる。醤油だけで焼き上げるそうだ。
醤油焼きに未練を残しながらも「天下泰平」と書かれた相撲の軍配をモチーフにした器で食べたかったので「うな丼」にする。
それに名物という「うなぎの甲焼(かぶとやき)」もお願いする。

店内のいたるところが相撲の雰囲気であふれている。

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どこかで相撲部屋を移築したというようなことを聞いた記憶があるので聞いてみる。
すると移築と言う訳ではなく、以前の店舗が手狭になり建て替えるときに古材とかを使い相撲部屋を模して設計してもらったということだった。

10分ほどで「うなぎの甲焼」が到着。

登場シーンを動画で

「うなぎの甲焼」は、香り高く、歯ごたえがあって柔らかい。
秘伝の調理法だというが、どんな調理をするのだろうか?

注文から30分ほどで「うな丼」ご対面!
うな丼パッカーン♪ #うなパカを動画でどうぞ

「天下泰平」のうな丼の器は陶器製だった。
ホームページの力士名は双葉山だったが、この器は雷電。いろいろな力士名があるのだろうか?

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「うな丼」は、肉厚の鰻が半尾乗っている。

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黒焼というだけに色は濃く仕上がっているが、味は見た目ほどしつこくはない。
しかも、とても柔らかいのだ。
蒸さずに活鰻から焼いたことを知らなければ、生蒸しでじっくり焼いたものかと思ってしまう。
つまり、鰻の旨味とコラーゲン感はたっぷりなのに名古屋の地焼きのようにカリカリ感は感じない。

そのことを店の女性(店主の娘さんかと思われる)に話すと
「炭火ではないからですかねぇ?旨味を逃がさないようにじっくり焼いています。」とのことだった。

また、醤油焼きを勧めた人は必ずリピーターになるとも言っていた。
次回、訪問の際は「うなぎ醤油焼き定食」にしょう!

蒲焼とひとくちに言っても技法によって様々な味わいがあることを再確認した。
鰻料理は奥が深い!

 

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