炭焼きの店 うな豊 ~名古屋弾丸うなぎツアー その2~

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2015年は、これまで2度、名古屋へ行っている。

1度目は、成人の日の3連休の日曜日。この日は、夕方から栄のライブハウスで行われる音楽ライブが目的だった。
昼は名古屋の鰻を食べようと軽い気持ちが間違いだった。
以前から「うなぎ大好き」でリンクを貼らせてもらっている『うな豊』さんも食べログ・名古屋うなぎランキング1位の『うな富士』さんも長蛇の列。とても開演時間に間に合いそうになかったので断念(>_<)

7月は、海の日連休あとの火曜日に。
『うな富士』さんは第3火曜日で休み。『うな豊』さんは、前日祝日営業の振り替えで休み。

2度目の名古屋行きから少して『うな豊』の服部公司社長とFacebook、Twitter、LINEとメジャーなSNSでご縁が出来た。
何度も何度もやり取りをしていると、どえりゃあ鰻愛のある方というのがひしひしと伝わってくる。
服部社長は、以前にご紹介したうなぎ屋さんのSNSネットワーク「鰻福会」の会長でもいらっしゃるのだ。

来年3月に名古屋へ行く用事があるので、その時には絶対に行こうと決めていたが、2月に埼玉県で鰻福会が予定されており、『うな豊』さんに鰻を食べる前にお会いしてしまうかもしれない。今年中に会いたいという衝動に駆られた。いつ行く?今でしょ!とばかりに日曜日、午前中に仕事が終って、新幹線にワクワクしながら乗り込んだ。

名古屋市内までの切符を無駄にしないために鶴舞駅までJRで行き『うな富士』さんで鰻福感を得た後に地下鉄を乗り継いで「瑞穂運動場西駅」に降りた。すっかり暗くなっていたが、1月に来ているので迷うことはない。

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玄関の扉を開き、店内へ入って左を向くとネット上で拝見する見覚えのある方と目が合ってしまう。お見合いの席に着く前に顔を合わせてしまったようにどちらからともなくはにかみながらニヤリ。

ご挨拶をして、厨房前のテーブル席に腰をおろす。
『うな豊』で絶対に食べたかった「白焼き重」と「上うな丼」をお願いする。

服部社長、いや大将と呼ばせてもらう。大将は、氷で〆てある鰻を裂き、鉄串に串にさすと炭火の上に乗せる。
鮮やかな焼き姿に思わず席を立ち、見入ってしまう。
撮影の許可をいただた職人技!

真っ赤な炭火の上で焼いたかと思うと火から遠ざかったところで団扇を仰ぐ。素人にはうかがい知れない技のオンパレードに見とれてしまう。
大将は学生時代にドラムを叩いていたそうなので、そのリズム感が伝統の技に活かされているのかと思ったりもする。

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まず、「白焼き重」が到着。
恒例の蓋を開けるシーンも #うなパカ 動画で

「白焼き重」は白醤油にねぎと山葵を溶いて、白焼き重にかけて食べる。
そのシーンも動画で

「白焼き重」は、うなぎ好きのみならず、同業のうなぎ屋さんも絶賛する逸品である。

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関東でも白焼き丼などを出す店はあるが、たいがいは濃口醤油に山葵か、白焼き丼専用のタレをぬって焼いているところがほとんどだと思う。
白醤油に薬味を溶いて、かけて食べるのは初めてだ。でらうまいっ!

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大将のお母様の実家もうなぎ屋さんでやはり白醤油をかけて提供していたそうだ。
やはり、鰻料理は地域独特の食文化を持っているのだ。

そして「上うな丼」

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美しいビジュアル!
名古屋の他店と比較すると若干色が薄く見えるのは甘さを抑えたタレのためかもしれない。
関東の鰻で育った自分には、江戸前風のキリリとしたタレで地焼き鰻を食べたら美味いだろうな!と妄想していた。
『うな豊』の蒲焼は、妄想が具現化したある意味憧れの蒲焼だった♡

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短時間で3杯目は流石にきつく、最後のご飯は少し冷めてしまった。
しかし、冷めてもご飯が美味いのである。
大将にいうと「いっぺんにたくさん炊かない」という。鰻も焼き立てが美味いようにご飯も炊き立てが美味いという拘りなのだろう。

後で聞くとこの日は大将の長男である3代目の若が焼きの担当に日だったそうだ。
しかし、若が大将に焼くように頼んでくれたそうだ。有難いことである。

多くのうなぎ屋さんは後継者問題に頭を悩ませていると聞くが、こちらは若がしっかり引き継ぎつつある。
若の焼き姿も拝見したが、なかなか堂に入っている。
うな豊の味の基準点がしっかりしているので、若が焼いてもブレが少ないのだろう。
多くのうなぎ屋さんを食べ歩て感じるのは、味の基準点がしっかりしているのが名店の代名詞でもあるからだ。

大将が手が空いた時にたくさん話をさせていただき、2ショットも撮っていただいた。
2人で鰻面の笑みだ~(笑)

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大将は運気うなぎ昇り請負人を名乗っている。

 

店の至る所に運気上昇グッズがある。
欄間には運気うなぎ昇りの額が飾ってある。

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床の間には招き猫ちゃんもいる。

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大将に若、看板娘のお嬢さんに気が利き、気さくなスタッフたちに囲まれて、気取らずにでら美味の料理をいただけば、すこぶる鰻福感を得られるのは確実だ!

帰りにはうな豊オリジナルの缶バッチとうな豊ネーム入りの作務衣をいただいた。

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「うな豊ファミリー」に入れてもらたのかな?
鰻は焼けないので、運気うなぎ昇り請負人だけでも継承出来たらいいな。
うなぎ屋さんに「うなぎ大好き」が来ると運気が上がるって言われるように、たくさんうなぎ屋さんへ行かなければ(爆)

鰻福! 鰻足! 円鰻! 鰻開!

 

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