知り合いのうなぎ屋さんに「うなぎの骨」をわけていただいたので、シラスウナギの豊漁を願って「うなぎの骨の田作り風」を作ってみました。
まず、うなぎの骨の唐揚げ「骨せんべい」を作ります。
骨せんべいの作り方
1
うなぎの骨をよく洗います。
骨には、苦みの素になる内臓や血液がたくさんついているのでブラシなどで綺麗に洗います。
何度も水を変えて、骨の色が白くなるまで洗います。
洗っていると手がスベスベになるのがわかりますよ。うなぎはコラーゲンたっぷりなのを実感します(笑)
2
よく洗った骨をキッチンペーパーなどに広げて水分をきる。
3
料理ばさみで適当な長さに切る。
4
3の状態でラップをかけずに冷蔵庫に10時間以上放置して、水分を抜く。
5
160℃の油でじっくり揚げる。
油の中の泡が消えて、骨が浮き上がってきたら油から引き上げる。
これに塩を適量まぶせばうなぎ屋さんのおつまみの「骨せんべい」になります。
「骨せんべい」は、自分で作ってみるとわかるけれど、意外と手間がかかるのです。うなぎ屋さんを改めて尊敬します。
「うなぎの骨の田作り風」作り方
材料
- 味のついていない骨せんべい 50g
- 砂糖 大さじ3
- みりん 小さじ2
- 醤油 大さじ3
- サラダ油 小さじ1/2
- 酒 小さじ1
作り方
1
鍋に砂糖、みりん、醤油を入れて弱火にかける。
表面に細かい泡が出てきたら油と酒を加える。
2
1に骨せんべいを入れ、手早く全体に絡める。
3
バットなどの広げ、うちわであおいで冷ます。急激に冷ますことで色つやがよくなる。
生のうなぎの骨は入手しずらいかもしれません。
市販の「骨せんべい」で作る場合は、塩を落とした上で醤油の量を減らすとよいかもしれません。