炭焼 うな富士 ~名古屋鰻福ツアー Chapter1 ~

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大好きなアーティストのツアーファイナルに参戦するために夜行バスで名古屋へやって来たうなぎ好き夫婦。
ライブ鑑賞だけなら昼頃の東京発新幹線に乗れば間に合うのだが、名古屋といえば名古屋メシ。名古屋メシといえばうなぎとなってしまうのがうなぎ好きの性。
そういう訳で早朝、名古屋駅近くのバスターミナルへ着いて、名古屋モーニングをしながらうなぎ屋さんの開店時間を待つ。

名古屋うなぎとひと口に言ってもお店によって美味しさはさまざまなのだ。名古屋うなぎ初体験のカミさんが効率よく名古屋うなぎを堪能できる店を選んで巡るのだ。

まず、1店目は昭和区の山王通り沿いにある『うな富士』さん。
行列必至の店なので開店の1時間ほど前の9:45に店の前に到着する。すぐ後から4,5名の方たちが着いたので、タッチの差での1番乗りだ。

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『うな富士』さんは、冬場の寒い季節は店前にテントを出して、少しでも待つ人が暖をとれるように配慮している。
温かいお茶のサービスもあるので有り難い。

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旧知の水野尚樹会長、柴田哲滝社長が店が出てこられたのでご挨拶。
柴田社長が「お待たせして申し訳ありません。」名古屋メシの本を貸してくださった。
うなぎ好きは、待つのも楽しみのひとつなのである。美味しい鰻を想像しているだけでワクワクするものだ。

お借りた名古屋メシの本を見ると何度か名古屋へきているが、モーニングの他には鰻しか食べていないことに気が付く(^^ゞ
一冊には、「ひつまぶし」がごちそう名古屋メシのカテゴリーに入っていて妙に納得する(笑)

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開店30分前を過ぎると続々とお客が集まり始めテントの中は満員なり、テントの外に行列が出来始める。
開店10分前に受付が始まり、並んだ順番に名前と人数を申告。全く混乱がないのが不思議な光景。

1番乗りなので最初に名前を呼ばれて店内へ。
ビールで喉を潤します。
そのお供には「うなぎの枕」 『うな富士』オリジナルのうなぎのかまぼこ。
噛むとうなぎの香りが口の中に広がり、そこにビールを流し込む。至福です!

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酢っぱさ加減が絶妙の「うざく」甘いタレをまとった蒲焼のコントラストと言ったら…
名古屋のうざくはデラウマ!

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さあ、お待ちかねの「肝入りうなぎ丼」はちょびっとかっこええロックにのって登場や~

肉厚の地焼きうなぎの上に黒光りした肝焼きがのってインパクト抜群!

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外はカリッと中はフワッとした食感は名古屋のうなぎならではのもの!
噛めばジューシーなうなぎの脂!口の中はうなぎワールド満開。
名古屋流は濃厚甘めのタレが多いが『うな富士』さんは、うなぎの味もしっかり感じられる絶妙さ。
ご飯を食べ進めば、もう一切れうな様がいらしゃり、こちらはご飯で蒸されてフワトロ。
コクのある肝焼きもあり、ひと丼で3度もどえらりゃ~ うみゃ~「肝入りうなぎ丼」

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続いて「ひつまぶし」の登場

おひつにギッシリ敷き詰められたうな様は壮観でさえある。

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蓋をとるとうなぎとその下に敷かれた刻み海苔の香りが混然一体となって、江戸の花巻そばを彷彿させる。
差し詰め「花巻うなぎ」といえばよいのだろうか?

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セオリー通りに1杯目はそのままいただく。
予想通りにうなぎと海苔の香りは相性が良いのだと感じる。
うなぎというと川魚の印象が強いが、遠くの海から長い旅をしてきた魚ということを思い起こさずにはいられない。

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2杯目は、山葵と刻みネギをのせて

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3杯目は、お出汁をかけて

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どの食べ方も美味しいけれど、自分はそのまま食べるのが口にあっていたので残りはそのままガッツリいってしまった。

カミさんは、地焼きのジューシーさに驚き、うなぎの脂に旨味を感じたと喜んでいた。

スタッフの気配りも気持ちよく、名古屋うなぎ1軒目を鰻喫して、大鰻足でした!

水野会長、柴田社長はじめ『うな富士』の皆さん、ご馳走様でしたm(__)m

 

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