Facebookで『うなぎと麦酒のまんまる 新橋店』が4月21日のグランドオープンを控え、4月18日~20日までランチタイムのみのプレオープンをするという情報を得た。
『うなぎと麦酒のまんまる 新橋店』は、さいたまの川魚卸問屋『鯉平』が『うなぎと地酒のまんまる 池袋店』、『氷川三神料理 かのうや』、羽生サービスエリア(上り線)鬼平味処『忠八』に続く新店舗である。
鯉平の清水亮佑取締役のアナウンスによれば
池袋店との違いは、店名の通り「ビール」にこだわること。
生ビールを最高の状態でサーブしつつ、coedoを初めとするクラフトビールとそれに合ううなぎ川魚料理や、「うなぎのタレの創作料理」をご提供したいと考えております。
サラリーマンの聖地・新橋に楽しみな店が一店増えたので、早速行ってみることにした。
新橋駅烏森口を出て、真っ直ぐ進み、左角に『ケンタッキーフライドチキン 新橋店』のある交差点を左折する。しばらく直進してマッカーサー通りを渡って右側に『うなぎと麦酒のまんまる 新橋店』はあった。
お店の前に置かれたたくさんの胡蝶蘭が、新規オープンの雰囲気を盛りあげている。
店内へ入ると左手に池袋店と同じく券売機があり、食券を買うシステム。
がっつりと蒲焼×2と白焼×1がのっている「うな丼々どん」をいきたいところだが、この日は夜の約束もあるので「うな丼」と「肝焼き」の食券を買う。
席は入口右手、焼き台の見えるところにテーブルが2つ。
料理場に沿ってカウンター席。
壁側にも椅子なしのカウンターがあり、混雑時の立食い用か?
カウンター席の一番奥に腰をおろして、振り返ると冷蔵庫の中に「COEDO」がずらりと!
COEDO紅赤もお願いする。
肝焼き到着。
うなぎと麦酒のまんまるを味わう^^
食券を渡して10分ほどで「うな丼」もやって来た。
ほど良い脂ののりでフワトロに仕上がっている。
了解を得て、うな様を焼いているところ撮影。
炭火の遠赤効果で美味しくなあれ!
黒田 語 鯉平・飲食事業部長に少しお話を伺った。
この日頂いた「うな丼」は台湾産。この時期の国産ヒネ物よりほど良い脂の加減で皮目も柔らかだった。
鯉平は、国内最大級の消費地問屋なので、その時期の価格と質のバランスの良い商品を提供できるのだろう。
入荷があれば「宮崎佐土原・和匠うなぎ」などのブランドうなぎの提供もしていくとのことだった。
店内が狭いために当初は本社工場で割いてすぐに白入れをしたうなぎを店内で蒸して炭火で焼くそうだ。
落ち着いたら店内でお客様の目の前で活鰻を割くところからはじめる計画もあるというので楽しみだ!
価格高騰や資源保護などアゲンストな話題の多いうなぎ業界だが、大手の問屋が手軽に食べられる店舗展開をするとこで「うなぎはやっぱり美味しいよね」と消費者に再認識してもらう価値は大きいと思う。
そのことで、うなぎ専門店でうなぎを食べようという方が増えることが、鯉平の真の狙いのような気がした。
うなぎに関わる多くの方がウィンウィンの関係になることは「うなぎ大好き」も大歓迎なのである。