うなぎ新川本店 ~活鰻卸問屋直営のボリュームうな重~

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成田国際空港の東側、成田市、多古町、芝山町の境付近に活鰻卸問屋『光輝』直営の蒲焼専門店『うなぎ新川 本店』がある。

成田市街から国道51号線を香取市方面へ走り、立体交差になって「寺台インター」の手前「寺台交差点」を右折して芝山はにわ街道に入る。京成線の線路を越えた「小菅交差点」を左折し、天神峰トンネルを抜けたら角にローソンのある交差点を左折して1kmほど左側を注意していると「蒲焼専門店 新川」左折の看板が見えます。

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入っていくと広い未舗装の駐車場の奥にお店が

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右側は倉庫と思いきや中では、立て場があり、活鰻の選別作業中だった。
活鰻卸問屋直営がリアル過ぎる(笑)

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開店時間(11:00)前に到着したが、店内に人の気配がしたので確認に行く。
「ご予約はありますか?」
していないと伝えると
「ご注文だけお伺いして、もう少しお待ちいただけますか?」

メニューはとてもシンプル。
ここは「うな重」をお願いして、外で待ちます。

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時間になるとお店の方が声をかけてくれて店内へ入る。
4人掛けテーブルが3つだけ。
入口付近には順番待ち用だろうか?丸椅子が並んでいた。

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壁には『日本養殖新聞』発行の「国内鰻加工場データーマップ」と

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「養鰻流通データーマップ」が貼ってある。

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弊社と矢印で示してある。
活鰻卸問屋なので一般の方には馴染みがないと思うが『日本養殖新聞』の愛読者にはお馴染の広告。

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10分ちょっとで「うな重」がド-ン!
料理長の話では、普段の1.5倍のサイズということでお重からはみ出している(^^ゞ
活鰻で3.5Pサイズが1.5尾分のっていると大迫力だ!

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台湾産のヒネコなので皮目が厚いのだが、それを感じさせない柔らかさに仕上がっている。
甘味をやや抑えたサラッとしたタレに皮と身の間のコラーゲン感と身のとろける食感が美味さを引き立てる。
さすが活鰻問屋さん!鰻の性質がわかっているのが体感できた。

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会計の時に料理長にあれこれ質問をしていると
「お詳しいですね。ひょっとしてお店なさってます?」と言われて、慌てて否定(^^ゞ
壁に貼ってあった日本養殖新聞のデーターマップを指さして
「日本養殖新聞さんの取締役編集長と友人なんです。」と咄嗟に言うと
「そうですか!どうぞこちらへ。」と事務所へ案内してくださり、西勝 光治社長に会わせていただいた。

西勝社長の名刺には「株式会社 丸勝」と印刷されていたので、お聞きすると「丸勝」は活鰻輸入などの商社で「光輝」は活鰻卸問屋だと教えてくださった。

先ほどいただいた「うな重」はサイズが大きいのにとても柔らかで美味しかったことを伝えると
二次問屋さんがあまりひかないサイズを「うなぎ新川」では提供しているとのことだった。
日曜、祝日など年配のお客さんが増える日には、6Pなど小さいサイズを2尾つけして出すこともあるそうだ。
「光輝」は鰻専門店へは直接取引はしていないそうで、取引先の問屋さんも「うなぎ新川」のお客さんにも喜ばれるように配慮しているのがわかる。

お願いして、立て場を写真を撮らせていただく。
選別、出荷作業の様子は昼休みで写せなかったが、作業中はとても活気にあふれていた。

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お礼を言って失礼しようとすると西勝社長が届いた郵便物を見せてくれた。

中には、産業廃棄物管理票マニフェストが入っていた。
活鰻が入っている大量のビニール袋を適正に廃棄するためには必要なのだそうだ。
コンプライアンス遵守している一端を垣間見ることが出来た。
このようなところからも安心・安全に繋がっていると納得する。

決算期で大変お忙しいところにお相手をしてくださった西勝社長とご紹介くださった高嶋茂男日本養殖新聞取締役編集長へこの場を借りてお礼申し上げます。

『うなぎ新川 本店』は11:00~14:00と営業時間が短く、客席も限られているので予約をしてほしいとのことだった。

また、昨年11月にイオンタウン成田冨里内に『うなぎ成田新川』がオープンしている。
『うなぎ成田新川』は、JR「成田駅」、京成電鉄「成田駅」から 徒歩約10分と交通の便がよく、営業時間も9:00~21:00(入店20:00まで)と長いので、こちらもお勧めしたい。

 

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