浮間船渡 行田屋 ~オンリーワンのうな重~


埼京線・浮間船渡駅から徒歩10分ほどのところにある『行田屋』さん。

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この日はあいにくゆぽんたさんご希望の最上などは売り切れで「極上」のみ。

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「極上」を2つお願して、腰をおろす。
4人掛けのテーブルが3つと以前はどこの街にもあったうなぎ屋さんの風情。
一人前から出前もするなど、地元の常連さんを大事するところも昔ながらうなぎ屋さん。

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お願いして、調理風景を見学させていただく。

こちらは素焼きまでの仕込みをした鰻を注文を受けてから遠赤グリラーでタレ焼きする。

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感の良いうなぎ好きの方は、お気づきかもしれないが、『行田屋』は蒸しの工程がないのである。

『行田屋』は、1948年東京・早稲田で創業し、その後、雑司が谷を経て、現在の地に店を構えて四十数年になるという。
初代は、鰻だけでなく料理全般に通じていた料理人だったそうで、老舗の鰻職人さんたちと勉強会もしていたというが、創業当時から蒸さない鰻にこだわっていたという。

初代の出身地を聞くと新潟県ということだ。新潟県でも山間部ならば、川で獲れた天然鰻を地焼きしていたのだろうか?と思いを巡らせる。

その初代から受け継いだタレを何度もつけて焼き上げる。

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焼き上がりは、照りが良くふっくらだ。

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出来上がった「極上うな重」の蓋を開けるシーンはロックにのせて


都内でこのうな重が2,500円とは…
「地元の常連さんが多いので、何とか頑張っています。」と3代目。

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蒸さないので適度な歯応えがあり、中はふっくら
タレは上品な甘さとコク
都内の他の店とは一線を画すオンリーのうな重である。

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蒸していないので地焼きなのだろうが、関西や名古屋、九州とは違う。
強いて似た地域を探すとすれば、信州・岡谷のタレの甘さをぐっと抑えた感じなのだろうか?
だが、この鰻は『行田屋』オリジナルというべきだろう。

ゆぽんたさんが言うように一度食べたら癖になる鰻だと感じる。

3代目の行田力也さんは
「じいちゃんの味と信念は曲げずに仕事をさせて頂きます。」
さらに
「自分の代になったらあーしたい、こーしたい」等、夢だけはこしらえております。」
という。

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鰻業界は、未来を背負う若手の職人さん不足が言われて久しい。
行田さんのように伝統の味を守りつつ、夢を持つ職人さんに出会えたこともオンリーの鰻を食べられたことと同じように嬉しい日であった。

埼京線・北赤羽駅へ向かう。北赤羽駅へも10分ほど歩ける距離であった。

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