「うなぎ大好き」を始めたばかりの頃、京成本線・公津の杜駅近くに安食の『うなぎ さかた』の姉妹店が出来たという情報を得ていた。調べると水曜日が定休日で自分の休みとかぶっている。行ってみたいと思いつつ、なかなか訪問が叶わないでいた。
今回、定休日以外に休みをとらなければならない用事が出来たので、ランチタイムに『鰻処 さかた』さんへお邪魔してきた。
公津の杜駅から徒歩10分ほどの住宅街
木材を要所に使った和モダンな外観
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店内へ入ると正面に帳場があり、暖簾の奥は調理場
右手には、テーブル席
左手には宴会も出来る座敷に
少人数用の個室がある。
どの部屋も自然な光が入る設計になっており、和モダンなセンスを引き立てている。
平日ランチタイム限定で、メインのお重の他に盛り合わせ皿とデザートがセットになった「お昼の点心」がある。せっかくお昼に来たのだからこれをいただこう^^
メインを上重にするか?特上の半身重にするか?迷うところ…
スタッフに上と特上の違いを尋ねると
上は活鰻で4.5Pを使用し、特上は3.5Pを使用するという。
特上半身は3.5Pよりもやや大きな鰻になるそうだ。
「半身重の点心」をお願いする。
まず「盛り合わせ皿」
盛りだくさんで綺麗(((o(*゚▽゚*)o)))
「鰻巻玉子」「海老」
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海老の下には「煮凝り」
青大豆で作った「青豆豆腐」と「小茄子旨煮」
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「つぶ貝」「ちりめん山椒」
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「盛り合わせ皿」だけで大鰻足♪
そして、メインの「うなぎ重・特上半身」登場
見るからにジューシーそうな蒲焼^^
口に入れると鰻の美味しい脂が広がる~♪
身は柔らかく、皮はパリッとしていて、さっぱりとしたタレが程よくしみている。
デザートの「バニラアイス」をいただいて、ご馳走様でした!
お会計を済ませて、店主の坂田哲也さんにお話を伺った。
坂田のお祖父様が川魚漁師で鰻獲りの名人で当時、利根川の天然鰻をたくさん獲ったということだ。
たくさんの鰻を余らすのは勿体無いので、坂田さんのお母様が約60年前に安食の『うなぎ さかた』をに創業したそうだ。
坂田さんもお母様の元でお兄様と鰻を焼いていた。
創業当時の『うなぎ さかた』は地焼きで鰻を提供していたそうだ。
鰻の質によって、地焼きでは硬い鰻を美味しく提供するために軽い蒸しを入れるようになる。
『うなぎ さかた』では、鰻の脂をしっかり閉じ込めるように白入れをした後に脂が抜けない程度に蒸す。
そして、秘伝のタレが脂と調和するように本焼きをする。
2003年にお兄様が店主を務める『うなぎ さかた』から独立して『鰻処 さかた』をオープン!
『うなぎ さかた』はたくさんの職人さんがいるそうだが、『鰻処 さかた』は坂田さん一人で調理をしている。
テーブル席だけでオープンしたそうだが、お客様の座敷も利用したいという声に応えて、座敷や個室を増設した。
もうすぐ土用の丑の日。和モダンでスタイリッシュなお店でエネルギッシュな鰻様を堪能するものお勧めだ!