先月、西村淳司さんは、1999年2月から18年間鰻職人として修業されていた『つきじ宮川本廛』を卒業した。

西村淳司さん 2017年2月 宮川本廛にて
若き日の西村さんは、当時フジテレビ系で放送されていた『料理の鉄人』に憧れてこの世界に飛び込んだそうだ。
鰻職人の世界は「串打ち三年、割き八年、焼きは一生」といわれるように、西村さんの18年間も決して平坦ではなかったと想像に難くない。それを持ち前の真面目さと明るさで乗り越えて、温かく『つきじ宮川本廛』を送り出されて、今ここに若き日の夢への第一歩を踏み出す。
西村さんの了解を得て、開店までのドキュメントをお伝えする。
4月に入って、西村さんから「出店場所が決まりました!」と連絡があった。
場所は新京成線・みのり台駅から徒歩2分ほどの千葉県道281号・松戸鎌ケ谷線沿いとのことだった。
4月の初めまでは『喝力屋』さんというラーメン店だったそうだ。
店舗の引き渡しがあり、内部を見せていただくことになった。
盛業中だったラーメン店を西村さんの色に塗り変えていく作業が始まる。
屋号は『うなぎ割烹 にし村』にするそうだ。
まだ、屋号のロゴデザインが出来ていないので勝手に仮のロゴを考えてみた。
千葉県松戸市稔台1-1-21
うなぎ割烹 にし村
西村さんの Lord of Eel が始動した。