お盆休み3日目は、息子の車探しに付き合うことに…。
中古車屋さんが多い埼玉県の春日部から越谷付近に行くという。
「昼ご飯に鰻なら付き合うよ。」と出掛けた。
春日部で1軒中古車屋さんを見た後、春日部で気になっていたうなぎ屋さんへ行くと
「しばらくの間 お休みさせていただきます」の貼り紙が…。
越谷に移動して、うなぎ屋さんを探すもお盆休みの店が2軒。
一縷の望みをかけて、東武スカイツリーライン・蒲生駅東口近くの『割烹 仲勢』さんへ。
ノボリも暖簾も出ていました。
店内へ入ろうとすると、大人数のお客さんとすれ違う。
「今日も美味しかった。」と口々に
「いつも有難うございます。」と応えるお店の方。
どうやらお盆で親戚の方といらした常連さんのようだ。
地元の方に愛されるお店は期待が持てる。
1階は左手に4人掛けテーブルが3つ。
右手には、壁で仕切られた小上がり席が3つ。
2階にも客席があるようだ。
初訪なのでメニューを拝見。
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うなぎをはじめ川魚がメインのようだが、刺身、天ぷらもあり、ふぐやかももお勧めのようだ。
宴会メニューも充実している。
〈松重〉と〈なまず天重〉をメインに〈鯉の洗い〉〈鯉こく〉をお願いする。
〈肝吸い〉は別注ということだが、〈鯉こく〉を頼んだので今回はなし。
鯉料理は、店頭の生け簀から掬った活鯉を使用する。
だから注文は2人前からのようだ。
まず〈鯉の洗い〉が到着。
ほど良く〆られた洗いは、コリコリとした食感の後から鯉の旨みが漂う。
甘めの酢味噌をつけると、鯉の旨みが増幅する。
続いて〈鯉こく〉
鯉の身がたっぷり入っていて川魚好きには嬉しい。
洗いと違い、鯉の野趣溢れる風味をゴボウと三つ葉の香りが補い合う。
〈松重〉到着。
しっかり蒸しているのでふわっととろける食感。
鰻の味を活かす本焼きで、タレの味は控えめに感じる。
この日の原料は、鰻の味の濃さから国産のヒネ仔のようだ。
〈なまず天重〉も到着。
お隣の吉川はなまず料理が名物。
なまず天丼を〈う丼〉と呼ぶところもある。
お重の上には、大振りのなまずの天ぷらが3つとししとうの天ぷらが2つ。
ふわふわした白身のなまずに衣が吸った天ダレの旨みが加わるととても美味。
鰻、鯉、鯰と川魚料理を鰻喫させていただいた。
帰り際にいらした優しい雰囲気のご主人に
店先の立て場を見せていただく。
この日の活鰻は、予想通り鹿児島産のヒネ仔だそうだ。
活鰻を店で裂いて提供する店はやはり美味しい。
昔は、川の近くには川魚料理の店がたくさんあった。
川で獲れる魚が養殖物に変わった影響か、川魚離れの影響か、次第に少なくなっている気がする。
『仲勢』さんのような店は今や貴重な存在になっている。
いつまでも美味しい川魚料理を提供してほしいと心から願う。