蒲田 寿々喜

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JR蒲田駅西口からアーケード商店街「サンロードカマタ」へ進みます。

アーケードの途中まで来ると風向きにもよるのだろうが、うなぎ好きには、たまらない匂いがしてきた。

アーケードを抜けて、少し行くと「寿々喜」と書かれた赤ちょうちんが見えてくる。うなぎ屋さんというよりもレトロな居酒屋さんの雰囲気がする。店の前にくると入口右側には焼き台が見えるのでやはりうなぎ屋さんなのだ(笑)

店内へ入ると「空いている席へどうぞ。」と言われたが日曜の昼下がりの店内は遅い昼食や昼酒を楽しむ人でほぼ満席状態だ。

入口付近のテーブル席へ腰をおろす。

この店の雰囲気なら飲まない方が変に思える(笑)ビールに肝焼きとうな丼をお願いする。

座った席の右側は配膳口兼ねた会計口になっている。貼り紙があるので見ると「鰻の骨せん  お好きな方は声をかけて下さい。二回迄無料  持ち帰り 二五〇円」と書いてある。はい、好きです!とばかり骨せんも頼む。

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まず、ビールとお通しのもやしの和え物がくる。喉を潤していると鰻の骨せんもきた。やや遅れて肝焼きも到着。

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鰻をつまみに飲む昼酒は呑兵衛のうなぎ好きには至福の時だ。

ちょうどビールがあと一杯となったところでうな丼がお出ましになる。うずら入りのお吸い物とお新香にミニサラダが付いている。

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小振りな鰻とはいえ蒲焼き2/3尾がのって2千円でお釣りがくるのは、鰻価格高騰のご時世に有難い。

やや歯応えを残すように焼かれた鰻は香ばしく、甘さ控え目のタレで酒のアテにもマッチする。

時間があまりなかったので、腰を据えてという訳にはいかなかったのが残念だった。

鰻のタタキという一品料理も食べてみたいので、また来たい店である。

 

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