秋も深まり、繁忙期も一段落した季節。
今日は、浅草の老舗にお邪魔することにしました。
隅田川に架かる駒形橋のすぐ近くにある『駒形前川本店』です。
『駒形前川』の創業は、文化・文政期といいますから1804年~1830年頃。
時の将軍は11代・徳川家斉、江戸を中人に町人文化が栄えた時代。
初代の勇右衛門が川魚問屋から鰻料理屋に転じたそうです。
『前川』の店名の由来は、大川(隅田川)沿いにあったからだそうで
現在も部屋の窓から望む隅田川の景色は料理に華を添えています。
そして、前川は厳選された活鰻とブランド養殖鰻のうなぎ坂東太郎が選べるのも特徴なのです。
今回はうなぎ坂東太郎〈うな重 上〉をお願いしました。
40分ほどでうな重が配膳されました。
お重の蓋を開けると飴色に輝く麗しいウナギ様とご対面。
身側はふっくら、皮目はパリッと焼かれて、職人の技ごと味わいたい。
歴史を刻んだ秘伝のタレは出しゃばることなく、うなぎ坂東太郎の旨みを引き立てるのです。
美味しく完食、美味鰻福ご馳走さまでした。
大川の川面に映える鰻かな
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