湯島 小福

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RIMG003501RIMG004001御徒町から春日通りを湯島天神方面へ向かい、「天神下交差点」を右に曲がるとほどなく「小福」の看板が目に入る。暖簾をくぐると正面が帳場で「いらっしゃいませ。お二階へどうぞ。」とうながされる。階段を上り始めると階下から「お客様お一人様ご案内です。」の声。それに答えるように階上から「いらっしゃいませ。」の声がする。

二階席は生前この店を贔屓にしていた落語家の柳家小さん師匠がお気に入りだったという。U字型のカウンターの真ん中は生簀になっていて見事な錦鯉が泳いでいる。そして奥の棚にはありし日の小さん師匠が愛用したというマイ丼が飾られている。うな重ではなくてうな丼で食べたいと師匠自ら持ち込んだものだそうだ。

うな重は2100円(税込)と3150円(税込) の2種類。2100円のうな重は蒲焼が鰻1尾分、3150円のうな重は蒲焼が鰻1尾半のっている。店の宣伝文には、「一串一串を大切に焼き上げるので20分位お待ちいただき、」とあるが、注文してからちょうど20分で運ばれてくる。蓋を開けるとやや濃い目のタレは蒲焼のテリツヤを充分に引き出し、匂いも香ばしいことこの上ない。浅草界隈の店よりも噛み切るときは歯応えがあると思っても口の中に入るととろける柔らかさは正に江戸前なのです。

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