東京駅八重洲北口、日本橋駅高島屋口からも徒歩5分ほどに昭和の雰囲気が残る一角がある。その小路に創業から四代続く老舗のうなぎ店『日本橋 はし本』がある。

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『日本橋 はし本』の四代目・橋本正平さんの名刺には、ハイパー鰻クリエーターという肩書が書いてあり、鰻に対する情熱は並々ならぬものがある。詳しくはホームページの「こだわり」に譲るが、老舗の伝統を守りながら斬新なアイディアでうなぎ好きの心を揺さぶるのだ。

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最近も産地や育成期間の違う地焼きの白焼きの食べ比べや焼きおにぎりの上にタレ焼きの鰻をのせた鰻茶漬けなどありそうでなかった裏メニューも試みている。

それとは別に伝統に忠実に美味しい鰻を食べさせてくるメニューがある。
それが、今回いただいた夜の部10名限定の「特別誂え鰻重(蒲焼)」である。

説明をホームページから引用させていただく。

こちらは1月~5月、9月~11月限定のメニューです。お客様が御来店されてから、これより召し上がる活鰻を見ていただき、店主直々に産地や餌、鰻の歴史や生態等の説明をさせていただきます。その後に割いて白焼、蒸し焼きして仕上げますので1時間前後のお時間を要します。お時間に制限のあるお客様のご利用はお断り致します。関東の鰻文化を源流とした忠実な手仕込みで、一本の鰻が織りなす最高級の物語をお届けする当店最高峰の鰻重となります。

今月を逃すと1月まで食べられないので、予約をして伺った次第である。

こちらが「特別誂え鰻重(蒲焼)」のおしながき。

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橋本さんがこれから裂く活鰻を持ってきてくれた。
宮崎産の新仔ということだ。

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「先付」は旬の牡蠣

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「お飲み物は?」と聞かれたのでお勧めの辛口純米酒をお願いする。橋本さんは日本酒愛好家でもあるのだ。
〆張鶴の純米吟醸をいただく。
隣の席の方も〆張鶴を飲まれていて「今日のお料理に合いますよ。」と話しかけてくださった。

「鰻の心臓酒」
裂きたての鰻だからこそ出せるのだ。

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うなぎ好きなことを知っているので特別に「肝焼」も出してくれた(^.^)

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美味しい料理に酒の追加をお願いしていると、隣の席の方に〆の鰻重が運ばれてきた。
「お重の蓋をとるときは感動ものだよね。」
「人生最後の食事は鰻だな。」という会話が耳に入る。
気分が良くなって来たところでこの会話。お隣さんも相当なうなぎ好きのようで、しばしうなぎ談議に花を咲かせて、名刺交換までさせていただいた。楽しいひと時をさらに楽しくなりました。お付き合いいただいたYさんに感謝申し上げますm(__)m

「小肝わさ」
さっきまで活きていた鰻の肝はやはり新鮮で美味い!

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「骨せんべい」
自家製というだけで美味いのに揚げたてはまた格別!

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「地焼くりから焼串」
裂きたて鰻の地焼は、皮目のコラーゲン感がハンパない!かりふわ(^○^)

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「お漬物四点盛」は盛りつけも綺麗で美味。さらに酒が進んでしまう(^^ゞ

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さあ、真打の「鰻重」登場!
焦らしが多いとのご指摘を受けているのでさらっと #うなパカ 動画を

正統派江戸前鰻を堪能致します♪
活鰻は4Pサイズだが、くりから焼の部分を引いているので5Pサイズほどになって江戸前蒲焼としてはちょうど良い大きさである。
当たり前のことだが、裂いてからの時間が少ないほど味が来る。
鰻面の笑みがこぼれる♪

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皮目の焼き加減も良い塩梅。
蒸し時間は15分ほどだという。このサイズなら蒸しと焼きとのバランスが良く、ふわとろなのに濃い旨みも感じられる。

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「デザート」の柚子シャーベットでお口もさっぱり。

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すっかり、お料理を堪能した後、橋本さんとたっぷりうなぎ談議をさせていただいた。
橋本さんの鰻愛1000%の言葉に偽りなし!
お腹も心も鰻福、鰻足の二の酉の夜♪ 自分的には丑の日ですが(笑)

次回は、橋本さんの工夫を凝らしたアラカルトをいただきに行こうと思う。

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