うなぎ処 古賀 ~おいしいとは、美しい味と書く~

スポンサーリンク

今年の盆休みは、8月14日~16日。
休みに入る前から盆休みは鰻三昧すると心に決めていた。

まず、最初に伺ったのはJR武蔵野線・西浦和駅前の『うなぎ処 古賀』さんである。
自分の休みは毎週水曜日、古賀さんも水曜定休でなかなか伺うことが出来ないでいるのだ。

いつもは予約して伺うが、この日は突撃訪問することにした。
西浦和駅に着いたのは、12時半過ぎ。

店内へ入ると、幸いに上がり座敷がひとつ空いていた。

久ぶりなのでいくつか鰻前をいただくことにしよう。
ビールと〈どじょうの唐揚げ〉〈うざく〉をお願いする。

テーブル席の先客もまだ注文の品が来ていないようなので、運ばれてきたビールとお通しの枝豆でゆっくり待つとする。
意外に思う方もいるかもしれないが、うなぎ好きにとってこの時間も至福の時なのである。

〈どじょうの唐揚げ〉が到着。
ほろ苦く川魚の野趣を残すこまどじょうをカラッと揚げてあり、ビールのつまみにはもってこいだ。

〈うざく〉もやって来た。
古賀さんが長く勤めていた某有名店の味を彷彿させる。美味し!

鰻はビタミンCを補えば完璧な栄養食というのはご存知の通り。

水分が多く、あまり栄養価が高くないと言われている胡瓜だが、ビタミンCやカリウム、カロチンが含まれている。
さらに利尿作用のある成分の「イソクエルシトリン」が含まれているので、むくみ解消効果があり、脂質を分解してくれると言われている「ホスホリパーゼ」という成分も含まれている。
漢方では、身体を冷やす作用もあるので、夏にはもってこいなのだ。
ところが、胡瓜には「アスコルビナーゼ」というビタミンCを壊してしまう酵素も…。
それでは、ビタミンCを補えないではないか。
でも大丈夫!アスコルビナーゼは酸に弱いので、酢を加えることによって、ビタミンCを壊す働きを抑えられる。
酢の物で食べることでビタミンCが壊れてしまう心配をすることなく胡瓜の栄養効果が得られるわけだ。

鰻と胡瓜の酢の物である〈うざく〉は、正に先人の知恵。

今日は奮発して、蒲焼の量が一番多い〈鰻重・松〉をお願いする。

「おいしい」って漢字で書くと「美しい味」って書くんだよ!と言いたくなる〈鰻重〉

綺麗でしかも美味しい鰻重は至福の時である。

古賀さんで大鰻足。
お盆休みの鰻三昧は、絶好のスタートを切れた。

古賀さん、有難“う”ございました。
大変、美味しゅうございました。

 

関連ランキング:うなぎ | 西浦和駅

タイトルとURLをコピーしました