入口の脇には「かね本野田岩を引き継ぎ うなぎ処おお葉の屋号で営業しております。 店主」の貼り紙があります。かね本野田岩の店主・金本雅夫さんが2006年いっぱいで引退され、2007年1月4日よりかね本野田岩の職人さんだった現在の店主に引き継がれたそうです。
屋号が変わっただけで雰囲気、、献立、味ともかね本野田岩時代のまま引き継がれています。 下積み時代は、自分が店を持ったらああもしたい、こうもしたいと多くの職人さんが思っているでしょう。うなぎ処おお葉は、潔いほど変化がありません。前店主との約束なのか、前店主をリスペクトしてのことなのかはわかりません。いずれにしてもお店の贔屓筋には有難いことでしょう。なにしろ思い浮かべた味のままなのですから・・・。旨みだけを残してしつこさは極限までそぎ落とし、東麻布の野田岩より少し濃くて甘いタレを纏ったかば焼の伝統は続いているのです。
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[…] ※2007年からお店をお弟子さんに譲られ、現在「うなぎ処 おお葉」の屋号で同地で営業しています。 […]